第四話「王国の陥落」
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ことごとく絶やしておかなければ」
魔法使いはアルセイユに杖から稲妻でほとばしらせた。
母の指になぞられた光が神聖文字になり導かれ、彼のアルセイユの足は両親を離れて勝手に進みだした。頭に逃げ延びるための道が思い浮かばれて鮮明に次にどうすればよいか分かった。アルセイユは魔法使いの術を逃れて書棚のある一冊に手が伸びるそのまま、書棚はアルセイユを巻き込んで勢いよく回転した。魔法使いの技はことごとく外れた、なぜなら母が竜の魔法で守護していたから。
魔法使いフォルノウスは、すぐに飛行艇の一団を呼んだがそれをいとも簡単に落としたのは、王ウェストルだった。
激しい爆音が塔から漏れていく。二人は闘っている。そして、そしてそれは自分を逃がすため、王国の主がため。アルセイユは、自分の置かれた立場の重さ、母と父との離別のいまだ寂しさに取り付かれて、母が駆けた魔法は無情にも二人からアルセイユを引き離した。アルセイユの涙はこぼ落ちてとめられないアルセイユは頭のいい子だ。もう二人に会うことはないことを知ったのだ。
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