第8話(序章終了)
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でしたが……」
2人の会話を聞いたロイドは慌てた様子でセルゲイに尋ね、エリィは信じられない表情でヴァイスを見つめたその時
「ええ、そうですよ。今日から私とヴァイスも特務支援課に一時的にですが所属しますよ。」
アルが何でもない風に答えた。
「「「……………………………」」」
アルの答えを聞いたロイド、エリィ、ノエルは固まり
「「「ええええええええええええっ!?」」」
大声で驚きの声を上げ
「わあ♪2人ともよろしくお願いしますー。」
「うふっ♪2人と同じ仕事ができるなんて最高ね♪」
「フフ、局長が同じ部署だとこちらの知りたい情報も知れるから色々と助かるわ。」
フランとエルファティシアは嬉しそうな表情をし、ルファディエルは微笑み
「わあー、キョクチョーとアルも今日から一緒にすむんだー。」
キーアは無邪気な笑顔を浮かべた。
「ちょ、ちょっと待ってください!?なんで局長が特務支援課に来るんですか!?局長としての仕事は!?」
そして驚きから立ち直ったロイドは慌てた様子でヴァイスに尋ね
「ああ、あんな書類仕事、アルと一緒ならどこでもできる上、早く終わるから時間は余るぞ?」
「で、でも局長なら他の課への指示とかあるのでは……?」
ロイドの答えに答えたヴァイスにエリィは尋ね
「俺は基本、それぞれの課の主任や課長任せにしている。その方が手間や時間がかからないから、効率的でいいだろう?ま、要するに俺とアルの仕事場が変わるだけだ。」
「そ、そんな無茶苦茶な…………警察局長が一般の警官に混じって仕事をするなんて聞いた事がありませんよ!?」
ヴァイスの答えを聞いたノエルは疲れた表情で溜息を吐いた後指摘したが
「だからこそ、”特務支援課”だろうが。一部を除けば正規の警察でない出身の者達が集まっているんだから、そこに俺とアルが混じった所で今更だろう?」
「…………………………」
ヴァイスの話を聞いて絶句し
「フフ、なんだかガイを見ているようね…………」
「さすがのガイでもこんな無茶苦茶さはないと思うんだが…………」
ルファディエルは微笑み、ルファディエルの言葉を聞いたセルゲイは溜息を吐き
「……という訳でだ。―――ロイド。局長達の手綱をしっかり握っていてくれ。」
ロイドに近づいて肩を軽く叩いて呟き
「ええっ!?というか何で反対しなかったんですか、課長!」
セルゲイの言葉を聞いたロイドは驚いた後指摘したが
「……仕方ねぇだろ。警察の一番偉いさんの命令なんだから、部下の俺は言う事聞くしかねぇだろ…………」
「う”…………というかこの場合、リーダーは局長がした方がいいのでは……?」
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