第8話(序章終了)
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見つめ、フランの言葉を聞いたノエルは顔を真っ赤にして叫び、エルファティシアとアルは苦笑し
「ねーねー、ショウカンってどんなトコなのー?ケーサツでイチバンえらいキョクチョーが通っているから面白いトコなのー?」
「キ、キーアちゃんっ!」
キーアは首を傾げてロイド達に尋ね、キーアの疑問を聞いたエリィは慌て
「局長!子供の目の前で、教育に悪い事を口にしないで下さい!」
ロイドはヴァイスを睨んで叫んだ。
「ハッハッハッハッハ!話には聞いていたが、本当にその女の子には甘い男だな。―――さてと。いい加減、追加される新メンバーを紹介しないとな。」
ロイドに睨まれたヴァイスは笑った後気を取り直して黒髪の少年に視線を向け
「新メンバーの紹介…………?」
「もしかしてその人が話にあった…………?」
ヴァイスの言葉を聞いたエリィは不思議そうな表情をし、ロイドは黒髪の少年に視線を向けた後ヴァイスに尋ねた。
「ああ。―――リィン。」
「ハッ!」
ヴァイスに促された少年は姿勢をただした後、一歩前に出て自己紹介を始めた。
「初めまして。今日からしばらくクロスベル警察、特務支援課に配属するリィン・シュバルツァーと申します!若輩の身で、皆さんに色々迷惑をかける事もあると思いますが、よろしくお願いします!」
「特務支援課のリーダーのロイド・バニングスです。それとそんなに固い態度で接してもらわなくても大丈夫ですよ。見た所俺やエリィと同じぐらいに見えますけど……失礼ですが何歳ですか?」
「俺は今年で17歳です。」
「俺とエリィと一つ違いか。まあ、でも今後はタメ口で接してもらっていいよ。この支援課はそういった年功序列とかあまり気にしない部署だし。今、この場にはいないけどランディっていう21の男性に対しても俺達はタメ口だし、本人もそれでいいって言ってるしね。」
「そうなのか?…………じゃあ、ロイド。君の呼び方はこれでいいのか?」
「ああ、よろしく、リィン。」
少年――――リィンに尋ねられたロイドは頷き
「あたしはノエル・シーカーと申します。あたしもロイドさん達のように気安い態度で接してもらって構いません。同じ新米同士、よろしくお願いします!」
「ああ、よろしく、ノエル。」
そしてノエルに話しかけられたリィンは頷き
「キーアはキーアだよー。よろしくねー、リィンー。」
「こんにちはー。私はノエル―――お姉ちゃんの妹のフラン・シーカーです。これから一緒に頑張って行きましょうねー。」
「ああ、2人ともよろしく。」
キーアとフランの言葉に頷き
「……特務支援課、サブリーダーのエリィ・マクダエルよ。……えっと、リィン。貴方ってもしかしてシュバ
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