第8話(序章終了)
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りです。」
「ノエルの方はあらためてよろしく頼む。今日からでいいんだったな?」
「ハッ!ノエル・シーカー!本日より特務支援課へ出向させていただきます!」
セルゲイに尋ねられたノエルは敬礼をして答え
「ほえ〜……」
「えへへ……これでお姉ちゃんもお仲間だ。」
「フフ、よろしくね。」
「……貴女の力、期待しているわよ。」
ノエルの様子をキーアは呆けた様子で見つめ、フランは嬉しそうな表情をし、エルファティシアは微笑み、ルファディエルは静かな笑みを浮かべて見つめ
「あー、そんなに畏まらなくてもいい。ギュランドロス司令やソーニャからも聞いてるだろうがウチにはウチのペースがある。軍隊式の上意下達はとりあえず捨ててもらうぞ。」
セルゲイは溜息を吐いた後ノエルを見つめて指摘し
「ど、努力します。」
指摘されたノエルは戸惑った様子で答えた。
「フッ………まだまだ軍隊式の固さが取れていないぞ、ノエル?」
「軍隊にいた者が急に態度を変える事がは難しいと思います、ヴァイス。」
するとその時男性と女性の声が聞こえて来た。
「え………この声は……!」
「うっ…………!」
声を聞いたロイドは驚き、ノエルが表情を引き攣らせて唸ったその時、ヴァイスとアルが腰に付けた鞘に剣を収めた黒髪の少年と共にロイド達に近づいてきた。
「アーネストとハルトマンの捜査及び逮捕、ご苦労だったな、ロイド、ノエル。」
「お二人とも、お疲れ様です。」
「き、局長!?それにアル警視まで……!わざわざ出迎えに来て頂き、ありがとうございます!」
ヴァイスとアルに話しかけられたロイドは驚いた後姿勢をただし
「あ、ヴァイスさん♪アルさんもお疲れ様でーす♪」
フランは嬉しそうな表情でヴァイスとアルを見つめ
「フ、フラン!今は仕事中なんだからプライベートな呼び方は止めなさい!」
フランの言葉を聞いたノエルは慌てた後フランを睨んで注意したが
「えー?でも、ヴァイスさん達は良いって言ってるよー?」
注意されたフランは不思議そうな表情で答え
「ええっ!?」
フランの答えを聞いたノエルが驚いてヴァイスを見つめ
「フランの言う通り、俺が許可した。……まあ、さすがに公的な場所では呼び方を控えてもらうが、今は公的な場所じゃないからいいだろう?」
見つめられたヴァイスは静かな笑みを浮かべて答えた。
「な、何言ってるんですか!?仕事中なんですよ!?仕事中も公的な場所じゃないですか!」
ヴァイスの答えを聞いたノエルは真剣な表情でヴァイスに言ったが
「フッ…………その仕事場の最高責任者である俺が許可しているのだからいいだろう?」
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