第8話(序章終了)
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「ねーねー。ロイドとエリィ、見つめ合ってどうしたのー?」
キーアは不思議そうな表情で尋ね
「い、いや!別に何でもないって!」
「そ、そうそう。久しぶりだったからつい懐かしいなぁっていうか!」
尋ねられたロイドとエリィは慌てた様子で答え
「んー?」
2人の答えを聞いたキーアが首を傾げたが
「フフ、それはね、キーア。2人が私とヴァイスハイトみたいな関係だからよ♪」
「そしてようやく恋人同士になったというのに仕事の関係でしばらく離れていたから、互いの思いを確認していたのよ♪」
「わあー、ラブラブだー♪」
エルファティシアとルファディエルの言葉を聞いてはしゃぎ
「エ、エルファティシアさん!それにルファ姉も……!」
「……………………」
2人の言葉を聞いたロイドは顔を真っ赤にして慌て、エリィは恥ずかしそうな表情で黙り込み
(うーん……相変わらずラブラブだなぁ。)
その様子を見ていたフランは微笑ましそうに見つめ
(話には聞いていたけど、ここまで熱々なんてね……)
フランの小声を聞いたノエルは苦笑しながら見つめていたが
(えへへー。でも私とヴァイスさんだって負けていないよ♪この前のデートだって一杯愛し合ったんだよ♪)
(う”…………)
笑顔で言ったフランの言葉を聞いて表情を引き攣らせて唸った。
「あ、ノエルさんもお疲れ様。危険なことはなかった?ロイド、たまに無茶なことをしでかすことがあるから……」
一方気を取り直したエリィはノエルに視線を向け
「い、いえいえ。エリィさんこそお疲れ様です。たしかマクダエル議長の付き合いで各国を回ってたんですよね?」
視線を向けられたノエルは気を取り直した後尋ねた。
「ええ、大した手伝いが出来たわけじゃないけど。でも、色々と面白い情報を仕入れてくることが出来たわ。」
「そっか……後で改めて聞かせてもらうよ。しかし、これでティオとランディ、セティ達が戻ってたら言うことないんだけどな……」
エリィの答えを聞いたロイドは頷いた後溜息を吐き
「ま、今月中にはランディとティオは戻ってくるし、セティ達も来月中には戻ってくるだろう。それより、ロイド。ちゃんとケリは付けてきたのか?」
ロイドの疑問にセルゲイは答えた後尋ねた。
「……はい。無事、両名とも逮捕しました。ダドリーさんとアリオスさんが拘置所の方に護送しています。セリカさん達はアルタイルでたまたま知り合いの方と出会ったので、その方と話をしてから戻ってくるそうです。」
「そうか……ま、これで教団絡みの事件は一段落したと見ていいだろう。わかってるとは思うが……ボチボチ頭を切り替えてもらうぞ。」
「はい、そのつも
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