第5話
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
そうな表情で見つめた後仲間達と共にロイドに近づいた。
「ゥゥゥ………アア…………ド…………ドウシテ……ココマデシタ私ニ…………ドウシテ貴様ハ…………」
「……それとこれとは話が別だ。あんたは確かに罪を犯した。でも、だからといってこんな場所で死んでいいほど罪深かったとは思えない。それに、あんたが死んだらエリィやマクダエル議長だってきっと哀しむだろう。だから……絶対に自分を取り戻してくれ!」
戸惑っている様子のアーネストにロイドは静かな表情で言った後真剣な表情で叫び
「…………えりぃ…………まくだえる先生…………スマナイ………ドウシテ私ハ……グッ…………!……アアアアアアアアアアアッ!」
ロイドの叫びを聞いたアーネストは後悔した様子で呟いた後苦しみだし、収まっていた紅い光が再び出始め、さらに激しい紅い光を放ち始めた!
「クッ、駄目か……!?」
「な、何とかならないんでしょうか!?」
その様子を見たロイドは悔しそうな表情で叫び、ノエルは不安そうな表情で叫び
「くっ、こんなケース、さすがに専門外だぞ!?」
「こんな事ならシュリを連れてくるべきだったかもしれんな………」
「…………ああ…………」
「後はイーリュンの高位の治癒術師がいれば、話は別だったかもしれませんが……」
ダドリーは悔しそうな表情で叫び、真剣な表情で呟いたレシェンテの言葉にセリカは頷き、リタは静かな表情で呟いた。
「いや………―――どうやら”専門家”が間に合ってくれたようだ。」
一方アリオスは落ち着いた様子で言い
「なに……」
アリオスの言葉を聞いたダドリーが戸惑ったその時!
「『天にいます我らが主よ。魔に引かれし哀れな迷い子を御身の光で呼び戻さんことを……』」
聞き覚えのない青年の声が聞こえてきた!
「え……」
「教会の聖句……?」
声を聞いたロイドとノエルは驚いて振り向き
「!この声は……!」
「何でお主がいるんじゃ!?」
(クク……このタイミングで現れるとはまるで狙っていたかのようだの。)
「あら……フフ、まさかこんな所で再会する事になるなんて。」
セリカとレシェンテは驚き、ハイシェラは不敵な笑みを浮かべ、リタは微笑んでいた。すると一人の七耀教会の神父が姿を見せ
「あんたは……」
神父を見たダドリーは戸惑い
「スンマセン、時間がないんですぐに処置させてもらいますわ。君、ちょっと退いてもらえるか?」
神父は静かな表情で答えた後ロイドに指示をし
「え、あ……はい!」
指示をされたロイドは戸惑った後すぐにその場をどき、神父はアーネストの前まで来た。
「グググ……アアアアアッ……!」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ