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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
第4話
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悲鳴を上げた。

「ギレゼル、頼む!」

「よっしゃあっ!乗って来たぜぇっ!!」

その時ロイドはギレゼルに呼びかけた後アーネストに怒涛の連射を放ち

「ほら、そら、そら、まだまだあるぜっ!!」

ロイドが連射を行っている間に自分の背後に無数の暗黒属性で出来た槍を召喚したギレゼルは槍を次々と放ち

「最後の一撃、行くぜぇ、ロイド!!」

「ああ!!」

魔槍を放ち終えたギレゼルは自分が持つ魔槍に闘気を溜め込んだ後、ロイドに呼びかけ、そして突撃し、ロイドは2丁の銃を同時に放って人の姿を囲むほどの大きな弾丸を放ち、ギレゼルは放たれた弾丸と共にアーネストに突撃して攻撃した!



「「マターデストラクト!!」」



「グアアアアアアアアアアアア――――ッ!?」

ロイドとギレゼルが放ったコンビクラフト―――マターデストラクトを受けたアーネストは大ダメージを受けて悲鳴を上げたが

「ククク………ハーッハッハッハッハッハッ!!」

全身に再び瘴気を纏わせて笑い始めた!

「くっ…………これは……!」

「ぜんぜん効いてない……!?」

「ほう〜。小物の癖にタフじゃねえか。」

膨大な瘴気を纏って笑いだしたアーネストの様子を見たロイドとノエルは唇を噛みしめ、ギレゼルは感心していた。

「ひ、ひいいいっ……!」

一方ハルトマンは悲鳴を上げた後ロイド達やアーネストに背を向け

「わあああああああっ…………!」

叫びながら走って逃げだした!

「おやおや……勝手な退場は困りますねぇ。あなたが好き勝手していた自治州議会ではないのだから。」

それを見たアーネストは不敵な笑みを浮かべた後片手から暗黒の球体を発生させて、ハルトマンに向けて放った!

「ぐぎゃっ……!」

アーネストが放った球体に命中したハルトマンは悲鳴を上げた後地面に倒れて気絶した!

「ああっ……!?」

それを見たノエルは声を上げ

「アーネスト、貴様……!」

ロイドはアーネストを睨んだ。

「フフ、まだ利用価値はあるから軽く気絶させただけさ。それより、他人のことを心配している余裕はあるのかな?」

睨まれたアーネストは全身から膨大な瘴気を発生させ

「くっ…………!」

「こ、これは………」

「お?まさかのお約束の展開って奴か〜?」

アーネストが発生させた瘴気にロイドとノエルは厳しい表情をし、ギレゼルは興味深そうな表情になった。

「クク、教団のロッジはすべて七耀脈の真上に作られている………その真上で覚醒することで”D”へと至る扉を開くことが可能になる…………フハハ、師から聞いた通りだな!」

そしてアーネストは叫びながら剣を地面に刺した!する
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