第4話
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アーネストの言葉を聞いたロイドは叫び
「手を上げて投降しなさい!」
ノエルはサブマシンガンをアーネストに向けて警告した。するとその時アーネストの全身から瘴気が出た後アーネストの目が紅色になり
「やれやれ……状況がわかっていないようだな。それにしても、エリィの姿がなぜ見えないのかと思っていたが…………なるほど、一時的に支援課を離れてマクダエル先生の手伝いをしているのか。」
アーネストは不敵な笑みを浮かべて言った。
「くっ…………!」
「ま、まさかロイドさんの記憶を……!?」
アーネストの言葉を聞いたロイドは唇を噛みしめ、ノエルは真剣な表情でアーネストを睨み
「さらに新市長と新議長による新たな体制・法案作りへの協力…………なるほど、そうする事でこれまで以上に支援課が動きやすい政治的な足場を作るつもりか。フン、新市長の提案らしいがなかなか興味深い試みじゃないか。」
「…………………………………」
アーネストの独り言をロイドは黙って睨みながら聞き
「だが、エリィのような人材を警察ごときに埋もれさせておくのは愚かとしか言いようがないな。しかも君ごときがエリィと恋人同士だと……?ふむ、私が市長となった暁には特務支援課は解体させ、君は解雇させてもらおう。そして彼女は私の専属秘書として存分に才能を発揮してもらい………私が彼女の恋人になろう。うんうん、それがいい。そうしよう!」
(くかかかかっ!男の嫉妬はみっともないぜぇ〜?)
アーネストはロイドを睨んだ後不敵な笑みを浮かべて頷き、アーネストの言葉を聞いていたギレゼルは笑い
「ふざけるな……!あんたのふざけた妄想にエリィを巻き込ませないし、俺の大切なエリィをあんたごときに渡すものか!」
アーネストの言葉を聞いたロイドは全身に闘気を纏いながらアーネストを睨んで怒鳴った!
(ロイドさん、凄い迫力…………)
(くかかかかっ!いいぞ、ロイド!もっと言ってやれ!あの女は『俺の物』だって事をもっとあの小物に教えてやれ!)
ロイドの様子を見たノエルは驚き、ギレゼルは笑いながら焚き付けていた。
「フン…………そもそも、君のような小僧がエリィと釣り合うものか。彼女の目を覚まさせるためにも悪い芽は摘み取らせてもらおう。オォォォォォ……………ハアッ!!」
一方アーネストは鼻を鳴らしてロイドを睨んだ後魔人化した!
「ひいいいっ…………!?」
魔人化したアーネストを見たハルトマンは悲鳴を上げ
「こ、これが…………!」
「ああ、紅いグノーシスによる魔人化だ!」
アーネストを睨んでいるノエルにロイドは答えた。
「フフ、この聖なる場所ではいつもの覚醒も殊更心地よい
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