第3話
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供はまだかと聞いてくるぐらいですよ!?………ううっ………そりゃ確かにヴァイスハイト局長は性格は良い上、女性関係を抜けば男性としても魅力的な人の上、戦闘も”あの”ギュランドロス司令と互角に戦えるとてつもない強さを持っていますし、しかも局長だから将来は安泰ですけど…………だからと言って、重婚を認めますか!?普通!」
「………ま、まあ、ティオの話だとヴァイスハイト局長は生まれ変わる前は王族でしかも最終的に皇帝になって、多くの女性を娶ったらしいから、局長の感覚ではおかしくないんだろうなぁ…………それとさっき話に出たギュランドロス司令の事だけど…………そっちはどうなんだい?噂には聞いているけど、新たな司令を含めた新たな警備隊の上層部はみんな優秀なんだよな?」
複雑そうな表情で頷いた後身体を震わせながら怒りの表情で叫んだノエルを苦笑しながら見つめて言ったロイドは気を取り直して尋ねた。
「ええ…………ロイドさんの言う通り、ギュランドロス司令を含めた新たな警備隊の上層部―――ルイーネ一佐、エルミナ大尉、パティルナ中尉はみんな、警備隊を率いる方達として本当に優秀な上、気さくな態度であたし達と接してくれる上、前司令や議員達と何度も会談をしていた上層部と違ってあたし達の話をちゃんと聞いてくれる部下思いないい人達ばかりですよ……でも、あたしとしてはソーニャ副司令が司令になってくれた方がよかったんですよね…………ソーニャ副司令がずっと頑張ってきたんですから…………」
ロイドに尋ねられたノエルは静かな表情で答えた後複雑そうな表情になり
「ま、まあでも前司令と違って健全で部下思いな上、司令として優秀な人だから良かったじゃないか。あのランディもギュランドロス司令が前司令だったらずっと警備隊にいたかもしれないような事を言ってたしな……」
ノエルを慰めるかのようにロイドは言った。
「………そうですね………実際ギュランドロス司令は頻繁に破天荒な行動をする方ですが、前司令と違って司令としての仕事はちゃんとしていますし、戦闘訓練にも率先して参加する上、士気を高めるのも上手い方ですし、しかもギュランドロス司令やエルミナ大尉が新市長やセティちゃん達に依頼してくれたお蔭であたし達警備隊の装備も以前と比べて良くなりましたし、前司令の時に苦労していたソーニャ副司令やミレイユ准尉も最初はギュランドロス司令達の事を不安に思っていたけど、今は破天荒な事をするとはいえ信頼できる司令である事やルイーネ一佐達が来たお蔭で2人とも仕事が随分楽になったみたいな事も言ってましたし…………ただ、ルイーネ一佐達もそうですが、ギュランドロス司令……警備隊の制服をちゃんと着て欲しいですよ…………いつもあの赤い鎧と軍服姿なんですから、警備隊の事を知らない人達が見れば、とてもあの人達が警備
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