第3話
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に言ったロイドの言葉にノエルは力強く頷いたが
「そういえば……フランで思い出したけど………その……曹長は”あの人”の事をどう思っているんだい?」
「??あの……一体誰の事を聞いているのでしょうか?」
ある事を思い出した後苦笑しながら尋ねたロイドの言葉に不思議そうな表情で尋ね
「…………ヴァイスハイト局長。」
「う”っ…………!」
ロイドが呟いたある人物の名前を聞いて表情を引き攣らせて唸った。
「まさかフランがヨアヒムによるクロスベル襲撃の時に、ヴァイスハイト局長に助けられた事がきっかけでヴァイスハイト局長と付き合い始めるなんてなぁ………最初聞いた時は本当に驚いたよ……最近までお姉ちゃんっ娘だったあのフランが男性と付き合うなんて…………」
そしてロイドは苦笑しながらノエルを見つめ
「ううっ…………この間なんかあの娘、あたしやお母さんに嬉しそうに報告したんですよ!?『ヴァイスさんに”大人の女”にしてもらっちゃった♪』って!まさかフランに女性として先を越されるなんて思いませんでした……」
見つめられたノエルは複雑そうな表情になって呟いた後怒りの表情で叫び、そして疲れた表情になり
「ハ、ハハ…………」
ノエルの言葉を聞いたロイドは表情を引き攣らせて笑っていた。
「…………というか何でよりにもよってあんな女性関係にだらしない人と付き合う上、それをわかっていながら肉体関係まで行くんですか!?ヴァイスハイト局長、常に傍に控えている秘書のアル警視どころかエルファティシアさんやエルミナ大尉とも付き合っている上、肉体関係まで進展しているって公言しているんですよ!?」
そしてノエルは身体を震わせながら怒りの表情で叫び
「そうなんだよな……一時期、その件でスキャンダル扱いされていたけど、本人が『それがどうした?』って開き直っている上、『全員と等しく付き合っている上、それぞれの女性に他に女性と付き合っている事を隠していない上、互いが納得しているなら何の文句もないだろう?しかもアーライナ教会やイーリュン教会は重婚を認めている。付き合っている女性達全員責任を持って結婚すれば何の問題もないだろう?」って言ってるもんな…………しかも、その事がきっかけで余計に人気が出ているんだよな、あの人…………女性関係にだらしない所を抜けば、あの人は健全かつ優秀で部下思いな人だから”警察局長”としては本当に優秀な人なんだけどな…………」
(くかかかかかっ!お前がそれを言うのか!?ロイド!)
ノエルの言葉に続くようにロイドは疲れた表情で溜息を吐き、ロイドの言葉を聞いていたギレゼルは陽気に笑っていた。
「はい………………しかもお母さんはフランがヴァイスハイト局長と付き合う事に賛成どころか、フランに結婚や子
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