第32話 過度の友情(前編)
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の事を好きか嫌いかなんて問われたら間違いなく好きと答える
じゃあ.....恋愛方面としてはどうか
容姿なんて否定する部分なんてない
頭はもちろん、性格は人当たりいい、男子には若干距離を置いてるところはあったけど、毛嫌う様子はなかった
運動だって未遥は陸上のハードルの選抜選手だ
そんな子を好きにならない男子なんていないだろう
........俺は.....よくわからない
「よく...わかんない.....でも、もしかすると....天変地異な事があっても....未遥の事が....好きだったのかもしれないなぁ....」
未遥はどうだったのか今では知る由もない
だけど俺は未遥と共に過ごす時間はとても心地のいい時間だった
2人で帰り道一緒に喋って、買い物して、勉強して.....未遥の大会にも応援に行った
選抜メンバーに選ばれた時の未遥の喜びの笑顔はよく覚えている
だから、そばで支えてやりたいって思ってた
「......そう」
俺はこの時、絵里と希の顔から笑顔が消えていた事に気づかなかった
----お前に人を支えるなんてできるのか?
----あの時---を見失い、酷い目に合わせた張本人のくせに
----何が出来るんだ?
----言ってみろよ、腰抜け
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あれから、絵里たちと駅で別れ俺は1人、秋葉原のCDショップに来ていた
昨日からとあるアーティストのCDが発売され、予約していたので取りに行こうと思っていた
最近人気が急上昇し、ライブも頻繁に行うようになり
先月は東北地方まで行ってライブしたとか
4人編成で皆ローマ字の呼び名であり、歌詞も大半は英語が多い
聞きやすく、ロックなところがカッコよく
2005年に結成されたその年から俺はあのアーティストに魅了され続けている
とまぁそんなことは置いと
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