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μ's+αの叶える物語〜どんなときもずっと〜
第32話 過度の友情(前編)
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「絵里......」




μ's加入前の絵里だって1人で抱え込む奴だったじゃないか....

という思いは心の中に留め、俺は微笑み返す




「あぁ.....今度からそうするように努力する。ありがとう....絵里、希」




「ふふ.....ほんと大地くんもえりちと同じなんやから」




どうやらお見通しみたいだ




「言っとけ、希だって同じようなもんだろ」




「へ?ウチも?」




きょとんとした希の顔にちょっとばかりドキッとした




「まぁ今はそんなことはいいよ。さて、もう暗くなる....帰ろうか」




「ええ、そうしましょ」




潰れたアルミ缶をゴミ箱に投げ捨て、帰路につく































私達を頼って.....か

















































「ところで大地くん?」




「ん?いきなり真面目な顔してどうした」







秋葉原の駅に着いたところで突然希が俺の肩をトントンと叩いて

呼びとどめる




「ずっと聞こうと思ってたんやけど、さっきの話に出てきた《未遥》って女の子........大地くんとどんな関係?」




「へ?」




「ちょっ!!希!!」




想像してたのと少しばかり違う質問に眉をひそめる俺と、

何故か真っ赤になって動揺しまくる絵里がいた




絵里に関してはまぁいいとして




「どんな関係って.....さっき言ったとおりだけど」




「彼女ちゃうの?」




「希、そんなこと聞かなくても--「えりちは気にならないの?」




「え....あ、そ、そんなこと....」




余程聞きたいことなのか、絵里は焦点が合わず、めちゃくちゃ宙をさまよっている




「そうだな.......彼女ではないな。友達以上恋人未満だ。それが俺と未遥の関係。それ以上でもそれ以下でもない」




「じゃあ言い方を変えるよ。大地くんは未遥ちゃんのこと《好き》?もちろん、loveの意味で」




love......異性として好きか

恋愛なんてした事ないし、そもそも恋って何が基準なのかイマイチパッとしない

未遥
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