暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜無限の可能性〜
第3章:再会、繋がる絆
第53話「堕ちた天巫女」
[9/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
揃った所で作り置きしていた結晶を渡す。
  カートリッジシステムが付いていない人でも、これなら増幅ができる。

「かやちゃんはあたしだね。」

「ええ。」

  椿も葵とユニゾンし、準備完了だ。
  ちなみに、リインフォースさんも来ていたのか、既にはやてとユニゾンしていた。

「全員...チャージ開始!」

  僕の一言に、なのはとフェイトとはやて、奏、プレシアさん、リニスさん、シグナムさんが魔力を高め、椿は予め僕が創造しておいた特殊な矢に霊力と魔力を込める。
  カートリッジシステムを搭載している者はカートリッジでさらにブーストさせている。
  僕もグリモワールを傍らに、魔力を集中させる。

「......放てぇ!!」

   ―――“Starlight Breaker(スターライトブレイカー)
   ―――“Plasma Zamber Breaker(プラズマザンバーブレイカー)
   ―――“Ragnar?k(ラグナロク)
   ―――“Fortississimo(フォルティシシモ)
   ―――“Thunder Rage(サンダーレイジ)
   ―――“Plasma Saber(プラズマセイバー)
   ―――“Sturmfalken(シュツルムファルケン)
   ―――“Vermillion Bird(ヴァーミリオン・バード)
   ―――“Twilight spark(トワイライトスパーク)

  僕の声と共に、全員の全力の砲撃が放たれた。
  しかし....。

『っ!?ジュエルシードから高エネルギー反の―――』

「っ!?」

  エイミィさんから警告するような通信が入るが、途中で途絶えてしまう。
  ...瞬間、瘴気の方から黒い閃光が迸った。

「っ、ぐ―――――!!!」

  僕らが放った魔法と、その閃光がぶつかり合い、衝撃波が奔った。







『―――!...っ...!!....んな...!皆!!』

  衝撃波が止み、まだノイズ混じりだが通信が繋がる。

「....っ、エイミィさん!状況はどうなってますか!?」

『攻撃を誘導していた皆は事前に離れていたから無事!ジュエルシードの方は....嘘!?』

  囮になっていた皆はどうなったのか少し不安だったが、それを聞いて安心する。
  だけど、続いた悲鳴染みた驚愕の声に戦慄した。

『....魔力反応、健在....あれを...凌いだの...!?』

「なっ....!?」

  その言葉に、全員が驚愕する。それと同時に、瘴気を覆っていた煙幕が晴れる。
  ...そこには、ほんの少しだけ小さくなったものの、瘴気の塊がまだあっ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ