第3章:再会、繋がる絆
第53話「堕ちた天巫女」
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きだ。...だが、ある程度離れているのなら、防御も回避も可能だ。」
「...よし。なのは、はやて、椿、帝、リニスは遠距離から攻撃してくれ!フェイト、奏、優輝、葵、神夜、シグナム、ヴィータ、ザフィーラ、アルフは陽動。攻撃を引きつけてくれ!...他は集落の人達の守護。援護ができるならしても構わない。」
鋭く指示を出し、次にアースラへと通信を繋げる。
「...艦長。」
『言わずとも分かってるわ。...プレシア、出撃して頂戴。』
『分かったわ。』
通信を繋げた理由は、プレシアさんの出撃許可を貰うため。
リンディさんも状況は分かっているため、すぐに許可を出す。
「それと、そちらで何か分かった事があればすぐに連絡を頼みます。」
『ええ。...健闘を祈るわ。』
通信を切ると同時に、ちょうどプレシアさんも転移してくる。
「分かってるとは思いますが、遠距離魔法で援護を頼みます。」
「ええ。...それでも、足りるかは分からないけど...。」
指示を出し負わり、いざ行動しようとする。
「待てよ!司は...司はどうするんだよ!」
すると織崎がクロノにそう言う。
「あの瘴気から救う手段は今の所ない。ジュエルシードを封印する事が最も有効な手段だと思うが?」
「っ...そうか...。」
だが、クロノはそう言って一蹴し、織崎を納得させる。
...これが僕だったら言い返してきてただろうな。
「はっ!そんな作戦なぞなくとも、俺が救ってやるぜ!待ってろ司!」
「あ....。」
...バカが一人で突っ込んでいった。
いや、お前...いつもあっさり撃墜されたりするのに、なんでそんな自信満々なんだよ。
「とにかく、作戦通りに行動だな?行くぞ!椿、葵!」
「分かったわ!」
「任せて!」
一人で突っ走っても戦力が削がれるだけなので、僕らも援護に向かう。
「...責任は、僕達で取ります。.....あれを認めたくないのは、皆同じです。」
一言、集落の人達に言ってから、僕は飛び立つ。
...っと、言い忘れてた。
「『クロノ!クリム・オスクリタの持っていたロストロギアは、現在葵が持っている。相当便利なうえ、今は緊急事態だから、使わせてもらうぞ!』」
『なっ..!?...ああもう!後で始末書ものだぞ!?』
悪用しないと分かっているからこそ、仕方ないとクロノは割りきってくれた。
...後が怖いけどな。
「司!今、助けてやる!!」
葵によって転移すると、そこでは王牙が王の財宝を使って攻撃していた。
もちろん、そこは防衛機能の範囲内で...。
「な、なに
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