第四章 再開
第30話 戻って来た日常
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けねぇだろ」
どうやら、表情に出ているらしい。気をつけよ
μ's一の大天使《小泉花陽》は騒ぐ凛を宥める
普段は甘々な声で俺の事を誘惑してくる(無自覚であるが)
お米とアイドルに対する愛情は人一倍で語らせると軽く数時間は話を聞かざるを得ないレベルだ
普段は引っ込み思案なのに....まぁそのギャップがめちゃくちゃ可愛くてたまらないんだけどな!!!
「とにかく!俺は断固拒否する!穂乃果は?」
「.......絵里ちゃんはどうして穂乃果を推薦したの?」
不安げな表情で絵里を見上げる
穂乃果が推薦されたことにはわけがある筈だ
μ'sのリーダーとして引っ張っているから....
いや、絵里がそんな安易な考えで推薦なんてするわけない
.......そもそもが愚問だったよ。
コイツが.....人を惹き付けるからだろうな
どんなに失敗しても、どんなに大きな壁にぶち当たっても
めげずにポジティブに考えるコイツだからこそ
生徒会長として....絵里の跡を継ぐものとして選ばれるのに相応しい
からだろうな
「それは......貴方が1番適任だと思ったからよ」
「そ、そうかな....?」
「穂乃果ならできるわ。私達のリーダーだもの。」
〜☆〜
「ねぇねぇ真姫ちゃん!今日凛ね、かよちんの家に泊まりに行くんだけど真姫ちゃんもどうかな?」
「え?でも急だから花陽に迷惑じゃない?」
「あ、私は大丈夫。真姫ちゃんも一緒に泊まりにおいで?」
「ねぇ大地くん」
ん?どうした絵里」
練習後、何やらお泊り会の約束をする1年組を他所に帰ろうとする俺を絵里が呼び止める
「少し話がしたいの。場所を移してもらっていい?」
真剣さを察し「ん、わかった」と簡潔に返答する
「希、一緒に来る?というか来て欲しい」
「え?ウチも来ていいん?大事な話のような気がするけど?」
俺に何を話そうというのだろうか......さっきの生徒会のやつか?
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