第四章 再開
第30話 戻って来た日常
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補制で、立候補した中から生徒に投票で決めてもらうというメジャーなやり方だった。
だがここのやり方は前期生徒会...つまり絵里と希が数名推薦し、推薦された生徒が了承したのち、演説、投票という変わった方法なのだ
ただ選ばれた生徒のうち、数名は意外すぎる奴ばっかりなのだ
責任感の強く、全て自分で解決しようと1人で頑張っていたあの頃の絵里とは思えない奴が選ばれたのだ
「きっと大丈夫よ......穂乃果ならやってくれるわ」
「.....それはまだいい。どうして俺まで選ばれたんだよ、どう見えもそんな柄じゃないだろ〜よ」
「それはウチが推薦したんよ?」
「希が?なんでまた」
希はぼよんと胸を揺らしてドヤ顔で語る
「大地くん、中学の時ダンス部の部長やってたやろ?ちゃんとまとめられていたから向いてると思うんよ」
「それとこれとは別だ。俺はしたくない」
そう......生徒会長の穂乃果、副会長に俺が何故か選ばれたのだ
ついでに言うと書記に海未、会計にことりだ
まだ決定事項ではないとはいえ、面倒くさいことはしたくなかった
しかも前に補助員として生徒会の仕事をしていたから尚更嫌だった
「私としては貴方達4人にやってもらいたいなと思ってる」
「つか、男性の俺が副会長やってていいのか?女子高で男子が副会長やるって前代未聞だが....」
「そもそも女子高に男子がいること自体前代未聞だにゃ〜♪」
「あ?うっさいぞ猫」
「あ〜!うっさいとは酷いにゃ〜!!!」
「まぁまぁ落ち着いてよ凛ちゃん」
俺の発言にツッコミをいれる猫語の少女は星空凛(ほしぞらりん)
μ'sの中で1番運動神経のある子で、足も速くてダンスを覚えるのも1番速い
穂乃果の同レベルのハイテンションさについていけない時も多々あるが
それも凛の魅力
3バカトリオの1人(その中に穂乃果とにこが含まれる)
だが意外とコイツ毒舌なんだよな
今だってグレーなツッコミ入れやがったし
.......貧乳なのは言わないでおこう
でも...俺の目で判断するとにこよりは大きいかな?
「なんか大地くん失礼なこと考えてる顔してるにゃ」
「な!?んなわ
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