幕間1
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暢介の部屋を訪ねる事は無かった。
時間は暢介が起きるちょっと前に戻る。
「……ん?」
久遠が目を覚まし、窓を見る。
未だに雨が降っているのをみて少し表情を曇らせる。
視線を窓から暢介に向ける。
すやすやと眠っている暢介に久遠は笑みを浮かべる。
「本当にありがとう」
そう言って久遠は暢介が起きない様に慎重に寝台から降りると静かに部屋から出ていった。
「あっ! 鷺島くんに久遠が雷が苦手って事を言っとくの忘れてたわ……まぁ、いいか」
と、司馬防が言っていたのは内緒だ。
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