第29話 二つの存在(後編)
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穂乃果side
.....今日はことりちゃんが日本を発つ日
穂乃果はもう決めたんだ。
大くんと一緒に帰ったあの日.....
ちゃんとことりちゃんと仲直りしようって
ごめんね?って
ことりちゃんと一緒にスクールアイドル続けていたいんだって
ちゃんと伝えるんだ
でもその前に....もう一人の幼馴染みに伝えなきゃね
誰もいない講堂で穂乃果の足音、呼吸音のみが響く
ガチャ......
講堂の片方の扉が開く
今度は誰も悲しませない事をやりたいと思っていた
自分勝手にならずに済んで、でも楽しくて、沢山の人を笑顔にして、頑張ることができて........そんなものあるわけないよね?
「海未ちゃん.....」
やって来た海未ちゃんと対峙する
「ごめんね?急に呼び出したりして」
「いえ....」
「ことりちゃんは?」
「今日、午後2時45分の便で発つそうです」
後3時間.......か
「穂乃果ね....ここでファーストライブやってことりちゃんと海未ちゃんと歌った時思った.....もっと歌いたいって、スクールアイドルやっていたいって!」
「穂乃果......」
「辞めるって言ったけど、気持ちは変わらなかった。学校のためとかラブライブの為とかじゃなく穂乃果は好きなの!歌うのが!踊ることが!仲間と一緒にスクールアイドルやることが!!これだけは譲りたくない。だから......ごめんなさい!!!!」
これが....高坂穂乃果の出した答え
スクールアイドルを続けることがなによりも一番なんだって
「これからもきっと迷惑をかける、夢中になり過ぎて誰かが悩んでいるのに気づかない時もあると思う、入れ込み過ぎて空回りすると気もあると思う!だって穂乃果、不器用だもん!
でも!!追いかけていたいの!!!!」
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