第29話 二つの存在(後編)
[2/17]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
聖歌
ウラニア 天文
タレイア 喜劇
9柱の女神たちは何らかの芸術分野を1つずつ担当している。女神たちの多くはギリシャ神話には欠かす事のできないものを司っているため、絶対に彼女達の存在をはずす事はできない.....ということだ
μ's....それと呼ばれる9人の女神は全員揃わないと意味を成さない
どんなに完成間近のパズルでも1つピースを失うと意味が無い
それと同じだ
そこで1つ疑問が浮かぶ
仮に最後のピースがカチリと音を立ててはまり、パズルが完成したとする
そこに......別のパズルの欠片をはめようとする
果たしてそこに意味はあるのだろうか.......
答えは......『否』だ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
希side
時は大地と穂乃果が仲直りする前日に遡る
「....そう...ええ、わかったわ....それじゃあことりの事をお願いね....」
ピッ
「どうやった?」
「まぁ.....問題無いと言えば問題無い....かしら」
「濁さんでよ......まぁ海未ちゃんやし大丈夫やね」
えりちが電話した相手は海未ちゃん
屋上での出来事以来穂乃果ちゃんと海未ちゃんは会話すらろくにしていない
ことりちゃんの出発、大地くんの転学も3日後に迫っているという非常事態をなんとかせんといけない
だが、今日まで何もいい案が浮かばない
えりちもウチも限界や.....
これ以上考えたところで無駄足なだけ
えりちは口をきゅっとキツく締めてスマホを眺める
「ことりちゃんの事は海未ちゃんに任せて、ウチらは大地くんの転学についてなんとかしよう」
「ええ.....そうね」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ