第28話 二つの存在(中編)
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の瞳はなんの迷いも感じなかった
それと同時に申し訳なさが胸いっぱいにあふれる
「凛は大好きなμ'sと大地くんと一緒にアイドルがしたい!誰も居なくなって欲しくないにゃ!絶対みんなそう思ってる!海未ちゃんもことりちゃんも、真姫ちゃんも絵里ちゃんも希ちゃんも!」
3人の想いは.....一致していた
10人で頑張ることに意味があるんだと、彼女たちは言葉でなく目で訴えてきた
「....そんなの俺だって同じだ....転学なんてしたくねぇよ...ここまで来たらみんなと一緒にラブライブ出てぇよ....」
「あれ?花陽ちゃんに凛ちゃん、にこちゃんに.....大くん?」
唐突に聞こえた声は俺が今1番聴きたい人の声
制服姿の穂乃果は俺達を見て目を丸くする
「穂乃果.....」
目の下に隈ができている。
寝てないのか....?
それほどまでに穂乃果は.....
「練習続けてるんだね?」
「当たり前でしょ?スクールアイドル続けるんだから!」
「え?」
にこは語気を強めて苛立ちを見せる
「μ'sが休止したからってスクールアイドルやっちゃいけないって決まりはないでしょ?」
「でも、なんで--「好きだから」
「え?」
穂乃果の質問に即答したにこの目は真剣そのものだ
「にこはアイドルが大好きなの!みんなの前で歌ってダンスして、みんなと一緒に盛り上がって.....また明日から頑張ろうって...そういう気持ちにさせることができるアイドルが....にこは大好きなの!!!!」
「にこ....ちゃん」
凛は花陽に寄り添いながらも2人の様子を見守る
「穂乃果みたいにいい加減な《好き》とは違うの!!」
「違う!穂乃果だって---「どこが違うの?」
穂乃果の否定を一蹴する
「自分から辞めるって言ったのよ?やってもしょうがないって」
「そ、それは......」
流石に止めた方がいいな......
ここで口論したところでどうしようもないので俺は止めに入る
「やめろにこ....今話すべきじゃない」
「大地....アンタはいいの?アンタはこのままでいいの!?」
「良いとは思っていない....こんなことになったのは確かに周りを見て
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