第28話 二つの存在(中編)
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アイドルを辞めることを決意しました
理由は今言った通りです。
この三人がいないのでは....
やはり私にとって10人揃ってのμ'sだと思っていますし、何よりも三人がいてくれるからこそのμ'sだと感じています
「......ごめんなさい」
「っ、違いますよことり。人のせいにしたいわけじゃありません。穂乃果にはあんなこと言いましたけど『辞める』と言わせてしまったのは私の責任でもあります--「そんなことないよ!」
「.........」
「あれは.....ちゃんと私が言わなかったから!」
「......穂乃果とは?」
質問に対する返答は.......
「..........」
無言の沈黙でした
「もうすぐで日本を発つんですよね?」
「......うん」
「ことり....本当に留学するのですか?」
私の本音は『行って欲しくない』の一言です。ですが、ことりの将来のことを考えるとやはり行くべき時なのかもしれないと思うのです
だからこそ、私はことりはちゃんと本心で考えて欲しいのです
ここで気持ちを押さてもだめなのです
「........もう無理だよ、今からなんて」
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ぽつんと1人街並みを歩く
ただすることが無かったので暇つぶしに散歩をしてみるのも案外悪くない
どこ行っても見たことある景色ばかりで飽きてしまいがちだが、ここ数日ばかりはそれがありがたく思えてしまう
後4日
もうどうしようもなかった。
まるで明日提出の宿題をそのまま放置するかのようにわかりきっていた結末も放置してしまった
寂しいような....悟ってしまったようなそんな微妙な気分を行き来している
ふと目に止まったのは電柱に貼られた第一回ラブライブ!の宣伝ポスター
A-RISEが堂々と記載されていて「やっぱりすげぇよな...コイツら」などとぼやく。
もしかするとμ'sもラブライブに出場出来たのかも知れない
もしかすると全国にその名を知らしめることができたのかもしれない
だがしかし、それはIFの話
今更どうこうできるような事ではない
でも今更だからといって
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