第27話 二つの存在(前編)
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ん」
変わりたいよ........穂乃果はどうしたらいいの?
PCのキーボード上に涙がこぼれ落ちる
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
翌日、穂乃果は無事に学校に登校してきた
授業こそ真面目に受けていたものの、やはり落ち込み具合はハンパない
海未やことりが話しかけても心ここにあらずって感じだった
海未曰く、暴走はいつもの事らしいがここまで落ち込むのは初めてときた
よほど、ラブライブ出場出来なかったことに悲しみがあるのだろう
昼休みに入るまで俺は彼女に話しかけることができなかった
「穂乃果、今日は飯ないから購買いくぞ」
午前の授業が終わり、ここで初めて話しかけることができた
「え?あ、うん.....」
俺は無理やり穂乃果の手を握って連れていく
後に続いて海未とことりも俺たちについてくる
「大地、あの人だまりは一体.....」
途中、掲示板前に女子生徒がぞろぞろ集まっていた
貼りだされた紙を見て生徒は喜んだり、嬉し泣きする生徒もいた
とてもいい内容の連絡なのだろうか....
「ちょっと見てみるか」
4人は人混みの中に混じって中心部へと体をねじ込む
甘い香りとやわらかい胸の感触を堪能しながらプリントを眺める
「大くん.....何考えてるの?」
穂乃果にジト目&思考を読んで俺に詰め寄る
「な、なんでもない...とにかくほら、見よう」
話を戻してもう一度プリントを見る
『来年度入学者受付のお知らせ』
「..............あ?」
でかでかとタイトルにそう書かれていた
来年度入学者.......つまり?
「「「「ええええええっ!?!?」」」」
「嘘......廃校が阻止できたの.....?」
穂乃果は目から涙を流しながら口元を抑えて喜ぶ
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