第7章 大魔闘演武編
竜の王
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葉にガジルさんがそう言う。
「どうなってんだこりゃあ・・・こんなに大勢の竜が・・・」
「ここで何かあったのかしら?」
「それ以外何があるんでしょうかね・・・。」
俺達は竜の骨を見回し、そう言うのだった。
「もしかしてここにイグニールが・・・・・・」
「ハッピー!!」
「あ!ゴメン。」
「いや・・・いねえよ。」
「俺達の竜が姿を消して14年だ。
ここに眠っているのはそれよりもはるかに古い遺骨だろうな。」
「うん。推定でも100年以上も昔だと思うよ。」
「ああ。そうだね。」
ここにある竜はかなり古いのはよくわかる。
「ミルキーウェイ。」
「ん?」
「どうしたの、ウェンディ?」
ウェンディが言った言葉に俺とルーシィさんが反応する。
「ミルキーウェイです。」
「ミルキーウェイ?ポーリュシカさんから教えてもっらあの滅竜魔法か?」
「うん。天の川へと続く竜の魂の声を聴け・・・
私・・・てっきり攻撃系の魔法だと思ってたんだけど・・・
もしかしたらこのことなのかも。」
ウェンディが何かを理解した様子だ。
「ミルキーウェイ、魂となった竜の声を聴く魔法かもしれません。」
「何!?」
「それって・・・・・・」
「ここにいる竜の声が聴こえれば、
ここで何があったかわかるかもしれません。
そしていなくなった私達の竜の事も・・・。」
ウェンディはそう言う。
「でもウェンディ・・・ここに魂なんてあるの?
かなり古いからあるかどうかもわからないのに・・・」
ミントは不安そうにそう言った。
「いや・・・魂はある。」
俺の言葉に全員俺の方を見る。
「何でわかるんだ?」
グレイさんがそう尋ねた。
「・・・シャンディーと出会ったあの遺跡以降からかな・・・
たまに見えたり感じたりするんですよ、魂が。」
俺はそう言い、奥の方を見る。
「間違いない・・・奥の方に、小さいがあるぜ。」
「スゲェな!!」
「でも何で見えるのよ?」
「闇竜の目は他の竜と比べてかなり特殊なんだ。
その中で魂が見えるんだ。ただ・・・」
「ただ?」
「たまに見えるときがあるんだ・・・・・・」
「死んだ人の魂も。」
「「「「「「「「「「・・・・・・・・・・・・・・・。」
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