第84話
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は苦笑しながら自身の推測を口にし、それを聞いたランディとエステルは驚いた。
「うふふ、さすがヨシュアね♪ちなみに吸収したのはそれだけじゃなくて、勿論”この能力”も吸収したわ♪―――――ハアッ!」
一方レンは小悪魔な笑みを浮かべてヨシュアの推測を肯定した後全身から凄まじい瘴気をさらけ出して自身の髪を銀髪に、瞳を真紅へと変化させた!
「ええっ!?そ、その姿は……!」
「まさか……”魔人化”の能力まで吸収したの……!?」
変貌したレンの姿を見てレンが”魔人化”した事を察したエリィとルフィナは信じられない表情で声を上げた。
「大正解♪クスクス、正解したご褒美に面白いものを見せてあげる♪―――――深淵より生まれし空の聖槍よ、天に昇りて煉獄を照らす光の柱となれ………」
ルフィナの推測に笑顔で答えたレンは詠唱をした。するとレンの背後に無数の聖槍が現れ
「奔れ――――空の聖槍!!」
「グアアアアアアアァァァァ―――――ッ!?」
レンが叫ぶと無数の聖槍は一斉にヨアヒムに襲い掛かって光の連鎖爆発を起こしながらヨアヒムの足元に光の魔方陣を発生させ、光の魔方陣は天をも貫く光の柱と化してヨアヒムに追撃し、それらを受けたヨアヒムは大ダメージを受けると共にふっ飛ばされた!
「ちょっと!?今のってケビンさんの……!」
「”ウルの聖槍”………!模倣したものとはいえ、ケビンの真の”聖痕”によって浄化された”ロアの魔槍”まで具現化するなんて……!」
レンが放った技に見覚えがあるエステルとルフィナは信じられない表情で声を上げた。
「うふふ、名付けるとしたら”偽・聖槍ウル”って所かしら♪勿論、”魔槍ロア”もそうだけどお兄様の”超振動”やレイスお兄さんやリッドお兄さんの”極光術”とかも、劣化版になっちゃうけどみんな具現化できるわよ♪」
そして元の姿に戻って笑顔を浮かべたレンは自身が扱えるようになった能力を説明し、それを聞いたロイド達は冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。
「滅茶苦茶すぎんだろ………」
「転んでもただでは起きない所か何倍もの利益を得て起き上がるとかレンさんらしいですね………」
「クク……ハハハハハハハッ!さすが嬢ちゃんやな!まさかこんな超展開になるなんて、俺達もそうやけど敵も予想してへんかったやろうな!」
「フッ、もはや正真正銘の”化物”になったのではないか?」
「失礼ね。レンは”天使”よ♪その証拠にこんな事もできるんだから……!」
我に返ったランディとティオは疲れた表情で呟き、ゼノは腹を抱えて大声で笑い、静かな笑みを浮かべたレオニダスの言葉に頬を膨らませたレンは何と自身の背中に巨大な光の翼を生やした!
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