第十七話「ヨツゥンヘイムの白き賢者」
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い何かが飛んでくる。
「いかん、黒の翼だ、あれは死と災いを呼ぶ」
それは爬虫類でコウモリの翼があり、目は紅く燃えている。
古より、人々を恐怖させし存在、ドラゴン。
「タチカゼ!!剣をとれ。さもないと死ぬぞ!」
ドラゴンは地平線に獲物を見つけるとまずこんがり焼いてやろうと火を吐いた。
万事休すかとおもいきや。目の前に白き樫の杖が飛んできて突き刺さりまばゆい光で炎からタチカゼらを守った。
「何が起こった?」
「白き杖!ヨツゥンヘイムの白き賢者だ」
どこからともなく馬のいななきがして、白馬にまたがった白いローブに身を包んだそのものは白銀の剣を抜いて雷光とともにドラゴンに一直線に突き進んだ。
「さあ、夢から覚めなさいあなたを私はヨツゥンヘイムでずっと待っている。私は待つあなたがくることを」
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