第2話
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ーたちは走り出して奥に行こうとしたが、ロイドとノエルがついて来ていない事に気付いたダドリーは足を止め、振り向いてロイド達に言った。
「どうした!動けないのか!?」
「だ、大丈夫です……!」
「こちらも何とか……!」
ダドリーの言葉にロイドとノエルが答えて立ち上がったその時
「ダドリー、上だ!」
何かに気付いたアリオスが警告し、警告を聞いたダドリーが後ろに跳躍してアリオス達がいる所に着地すると上から巨大な岩が落下してきて道を落下させた!
「クッ……!?」
それを見たダドリーは唸り
「み、道が……!?」
「そ、そんな……」
ロイドは驚き、ノエルは厳しい表情をした。
「先程の戦闘の衝撃で脆くなった地盤が崩落したか……この距離を飛び越えるのは少々、難しそうだな。」
アリオスは道が落下した原因を呟いた後、ロイド達を見つめて言い
「はい……さすがに。」
「す、すみません…………」
見つめられたロイドとノエルは謝罪した。
「チッ……こうなったら仕方ない。そこで待っていろ!我々だけでケリを付けて来る!」
「そ、そんな……!」
「いくらみなさんでもサポート無しじゃ……!」
そしてダドリーの指示を聞いたロイドとノエルが声を上げたその時
「いや―――ここは別行動としよう。」
アリオスが意外な提案をした。
「え…………」
「どういうことだ?」
「ここから最奥に至るルートは2つある。もう一つはあちらだ。」
ダドリーに尋ねられたアリオスは答えた後、ある方向―――先へと続く入口に視線を向けた。
「別の道が……」
「もしかしてあの先が?」
「ああ、遠回りになるが最奥で合流できるはずだ。」
「ならば話は早い!バニングス、シーカー曹長!我々はこのまま連中を追う!何とか合流するがいい!」
アリオスの説明を聞いたダドリーはロイド達に指示をし
「了解です!」
「イエス・サー!」
ダドリーの指示にロイドとノエルは頷き
「武運を―――気を付けて行くがいい。」
そしてアリオスは静かな笑みを浮かべてロイド達に言った後セリカ達と共に奥に向かって走り出した。
「よし……俺達も急ごう!曹長、すぐに動けるか?」
「ええ、大丈夫です!」
その後ロイドのノエルも別の道で最奥へ向かい始めた…………
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