最終話〜改変の”道”を歩む兄妹〜(零篇終了。碧篇に続く)
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…………!」
飛行船に乗船する少年―――リィン・シュバルツァーを笑顔で見送った。そしてリィンが乗船した飛行船は行き先――――クロスベル市へと飛び立った。
――――碧き御座に、闇の帳は下りて――――
―――永劫の静寂に、私はまどろむ――――
―――――夢は唐突に現れて―――
―――それは私を捉え離さない―――
――――私は望む―――
――――その儚き幻の続きを――――
―――――叶わぬならば――――
―――――すべてを零へ――――
―――――動乱のクロスベルで若者たちは足掻く――――
―――――その手の中の真実を守るため――――
―――――零から碧へ――――
―――――「零」を越えたその未来へ――――
――――輪廻を越えし覇王は最高の好敵手にして親友である暴王、そして光と闇の共存を目指す闇王と共に進む――――
―――――ゼムリア大陸に新たな時代を告げる始まりの未来へ―――
―――――全ての運命はクロスベルへ――――
光と闇の軌跡の終章、開幕…………………………!
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