第126話
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ィシアがからかいの表情でエリィを見つめ、エルファティシアの言葉にシャマーラは頷き
「ほえー?ロイドとエリィがキーアのパパとママなのー?」
2人の言葉を聞いたキーアは可愛らしく首を傾げてロイドとエリィを見つめ
「キ、キーアちゃん……」
「エ、エルファティシアさん!それにシャマーラも!俺達が親になるなんてまだ早すぎる年だよっ!」
見つめられたエリィは顔を真っ赤にし、ロイドは顔を真っ赤にした後指摘し
「フフ……”まだ”という事は将来はなるのですね?」
「クスクス……お二人はもしかしてキーアの事を養子にするんですか?」
ロイドのある言葉を聞いたセティとエリナは微笑みながら尋ね
「「〜〜〜〜〜〜!!!」」
2人に尋ねられたロイドとエリィは顔を真っ赤にしていた。
「……やれやれ。せっかくのキー坊の晴れの日だ。もう狙われる事も無いんだし、せめてきちんと見送ってやろうぜ。」
「グルル……ウォン。」
そして苦笑しながら言ったランディの言葉に返事するようにツァイトは吠えた。
「いやまあ………わかっちゃいるんだけどさ。」
「……何だか子供を持つ親の気持ちがわかる気がするわ。」
(フフ、ロイド達が子供を育てる事になったら、きっと凄く甘やかすでしょうね……)
ランディの言葉を聞いたロイドとエリィはそれぞれ溜息を吐き、その様子を見ていたルファディエルは微笑んでいた。
「クク……―――お前らこそ、新市長から相談に呼ばれているんだろう?そろそろ出かけたらどうだ?」
「あ、はい………それなんですけど課長、ご存知なんでしょう?」
「一体どんな相談なんですか?」
「クク、それは新市長から直接聞いた方がいいだろう。―――とにかく今日はお前達全員にとって新たな一日になるはずだ。せいぜいしっかりやって来い。」
「……わかりました。」
「やれやれ。また忙しくなりそうだな。」
「まあ、忙しいのはいつもの事ですけれど……」
「それじゃあ、キーアちゃん。通りまで一緒に行きましょう。」
「うんっ!」
そしてロイド達は玄関を開け、セルゲイとツァイトを見つめ
「――――行ってきます!」
全員で元気よく言った後それぞれが向かう場所に向かった。
こうしてロイド達の新たな一日が始まった………………!
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