第126話
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ルに呼ばれ、今までお世話になった関係者達が見守る中、マクダエル市長より表彰状をもらった。
――――エステルとヨシュア、ミントとフェミリンスさんはエレボニア帝国の帝都のギルドに応援を頼まれ、そちらに向かう事になった。遊撃士協会の人手は減ることになるが、政治改革が行われることによって警察の体制もより良く変わるだろう。今後は一層、ギルドとも協力しつつ彼らの負担も減らせるかもしれない。そしてエステルに頼まれたセリカさんはレシェンテさんとリタちゃんと一緒にしばらくクロスベルに残り、遊撃士協会に期間限定で所属する事になり、人手が減ったクロスベルの遊撃士協会をしばらく手伝う事となった。
――――リウイ陛下とイリーナ皇妃を始めとしたメンフィル帝国の関係者、ウィルさん達もクロスベルの復旧を手伝ってくれ………それぞれの故郷に帰る事になった。―――別れ際、リウイ陛下達と共に帰るレンは俺達に改めて気になる言葉を掛けてきた。500年前の真実とキーアが競売会にいた経緯………そして俺の兄、ガイ・バニングスを殺めたのは結局何者だったのか………全てを見通し、メンフィル帝国という情報源がある彼女にもそれらの真相はわからなかったという。唯一つ彼女は俺だけに謎の言葉を囁いて帰国した。―――IBCに気を付けろと――――
それらを解き明かすのは俺の―――いや俺達の役目であるはずだ。いつかまた再会する約束をして俺達は彼らと別れの言葉を交わした。
そして―――――
白熱した市長選が終わり、俺達が通常業務に戻った日………特務支援課の玄関に真新しいカバンを持ったキーアの姿があった。
〜特務支援課〜
「うーん、本当に大丈夫か?やっぱり初日くらいは俺も付いていった方が………」
「だいじょうぶ。ちゃんと道も覚えたモン。それにリュウとアンリもいっしょに行くんだし。ロイド、心配しょーすぎ!」
ロイドに心配されたキーアは答えた後笑顔でロイドを見つめ
「で、でもなぁ………」
見つめられたロイドは渋っていた。
「まったくもう………本当に親バカなんだから。あなただって小さな頃は子供たちだけで日曜学校に通っていたんでしょう?」
ロイドの様子を見たエリィは呆れた表情で指摘し
「まあ、それはそうだけど………」
指摘されたロイドは苦笑しながら答えた。
「………そういうエリィさんもそわそわしまくっていませんか?」
「う……こ、これはその、保護者の性というか……」
そしてティオに指摘されたエリィは言葉を濁したその時
「うふっ♪もしくは母親の性って言った方がいいんじゃないの♪」
「そうだね♪で、父親が勿論、ロイドさん♪」
エルファテ
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