第125話
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まだまだ後始末は残っている。………クロスベル全域の混乱、それから操られていた人の安否も……落ち込んでいる暇は無いと思うわ。」
「………エリィ………」
エリィの言葉を聞いたロイドは黙ってエリィを見つめた後目を閉じ
「………ありがとう。そうだな……ヘコんでいる場合じゃないな。それに………キーアや課長との約束もちゃんと守らないとな………!」
静かな笑みを浮かべた後目を開いて笑顔で言い
「ええ……!」
「全員で無事にあの子の元に戻る約束……それと課長に一人前と認めてもらう約束ですか。」
ロイドの言葉にエリィは頷き、ティオは静かな笑みを浮かべて呟き
「ハハ………何とかどっちも守れそうだぜ。」
ティオの言葉にランディは笑いながら呟き
「ふふっ………」
「………仲間か………」
「リベル=アークや”影の国”で戦った人達を思い出すね♪」
「フフ………まさか”神”である私が人の輪の中に入るなんて今でも信じられませんわ……」
「フェミリンス……」
ロイド達の様子を見たエステル、ヨシュア、ミントは微笑み、フェミリンスは苦笑し、苦笑しているフェミリンスをエクリアは微笑みながら見つめていた。
「フフ………どうやら幕引きみたいね。本当は手を貸すつもりはなかったんだけど………”影の国”で一緒に行動していた時に能天気でお人好しなエステルやエステルに影響されたみんなに影響されちゃったのかしら。」
するとその時レンは口元に笑みを浮かべて呟き
「あ、あんですって〜!?」
レンの言葉を聞いたエステルはジト目でレンを睨み
「ハハ………協力してくれて本当にありがとう、レン………」
その様子を見ていたロイドは苦笑した後静かな笑みを浮かべてレンに言い
「ふふっ、お礼を言いたいのはこっちの方。レンの”壁”を取り除いてくれてありがとう、ロイドお兄さん。………それとエステル。貴女もレンにわざわざレンは捨てられていないって事を教えようとしてくれてありがとう。」
ロイドの言葉を聞いたレンは微笑みながらロイドとエステルを見つめ
「まったくもう………普段からそうやって素直でいればティータみたいに可愛げがあるんだから、何でそうしないのよ……」
レンに見つめられたエステルは溜息を吐いた後呆れた表情で呟き
「君の力になれて光栄だったよ………――――特務支援課、撤収準備。囚われた人達を護衛しつつ、マフィア達の身柄を確保しながら地上に戻ろう………!」
レンの言葉を聞いたロイドは静かな笑みを浮かべて頷いた後、エリィ達を見回して指示をした。その後ロイド達はロッジを出た。
〜朝・古戦場〜
「あ………」
「………朝陽が………」
「……キ
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