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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
十一話〜機動六課の休日(前編)
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な。」
「いや、それより…………どうやって降りるの?」
「あ………」


飛び乗ったビルは下に降りる階段がないタイプだった。
結局、抱えられて飛び降りました。



side ギンガ



今、私が来ているのはトレーラーの横転事故の現場だ。


「陸士108部隊のギンガ・ナカジマ陸曹です。捜査のお手伝いに来ました。」
「ご苦労様です。ナカジマ陸曹、事故の状況についてはご存知ですか?」
「いえ、横転事故、という事くらいしか……」
「ではこちらに。説明いたします。」


現場捜査官から聞いた話によれば、運転手の証言によると『何者かの攻撃を受けて、荷物が爆発した』との事だそうですが……荷物は食料品や飲料といった爆発などしそうにないものだ。
しかし、その中に気になるものがいくつかあった。


一つ目、生態ポットのようなもの。
なぜそんなものがあったのかはわからないけど……


二つ目、ガジェットの残骸。
爆発の原因はこれだろう。しかし、どうしてガジェットが……?




side スカリエッティ



「レリックを追跡中のドローン一型6機が撃墜されました。」
「ほう、局の魔導士にかい?それとも、あたりを引いたかな?」
「確定はできませんが、どうやら後者のようです。」
「そうか。早速追跡をかけるとしよう。」


ウーノと話しているとき、娘の一人が私のもとへ。


「ねぇドクター。それならあたしも出たいんだけど。」
「ノーヴェか。」
「ダメよノーヴェ。あなたの武装はまだ調整中でしょう?」
「本物が出たんなら直接見に行きたい。」
「そんなに焦らずとも、アレはここにやってくる。気長に待っていなさい。それに、彼ら(・・)が出てくるかもしれないからね。」
「………わかった。」


ノーヴェは戻っていった。せっかちな子だね。



「ドローンは様子を見てから出しましょう。妹たちの中から適任者を行かせます。」
「ああ。あとは、愛すべき友人にも頼んでおくとしよう。優しいルーテシア、聞こえるかい?レリックがらみだ。少し手伝ってくれるかい?」


さあ、楽しくなってきたねぇ。




side ???




下水道を歩く一人の少女。何かのケースらしきものを手に巻きつけられた鎖ともども引っ張って歩く。


「行かなきゃ…………」


彼女のたどりつく先はどこなのだろうか…………




side エリオ



「!!」
「エリオ君?」
「キャロ、今何か聞こえなかった?」
「何か?」
「ゴトッというか、ゴリッというか……」


あそこだ!あの路地裏!
そこに向かって駆けだす。キャロもついて来て
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