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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
十一話〜機動六課の休日(前編)
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つもとは違った。紫のロングスカートと白いブラウスに黒のハイヒール。薄めの化粧がもともと美人のフェイトさんの美しさを引き立てていた。
「フェイトさん、とって綺麗です……」
「八神はやてプロデュースやで。」
キャロは感動しているようだ。部隊長はどや顔だ。
「ふふ、ありがとう。キャロもとっても可愛いよ。ね、エリオ?」
「は、はい。」
「フェイトちゃん。お相手が来たで。」
向こうからやってきたのは………
「おう!エリオじゃねえか。それにキャロ。」
アロハシャツに黒いズボンという格好のランスさんだった。
「これからどこか行くんですか?」
「お前らと一緒だよ。デートだ。」
「「「えええ!?」」」
「いや〜、若いってええな〜」
「な〜におばちゃんみたいなこと言ってんだ。」
「いえいえ、あたしゃもう年ですわよ。」
「はやてもまだ19でしょ………」
そんな話をしていると…………
「あ、フェイトちゃん。」
「なのは!」
「君たちも今から出るのか?」
なのはさんと士郎さんが来た。
なのはさんは黒のミニスカートに長袖の赤いTシャツ、黒のハイソックス。士郎さんは黒いシャツに赤いジャケット、ジーンズという格好だ。
「どや!絶対領域やで!男の子ならだれでも反応を示すはずや!!」
八神部隊長が何かを熱弁している。が、さっぱりわからない。
「そこの変人は放っておいてさっさと行こうか、なのは。」
「う、うん。」
「俺らも行くぞ、フェイト。」
「あ、待って……」
四人はさっさと行ってしまった。
「誰が変人やー!!!」
「うわ!や、八神部隊長、いきなり叫ばないで下さいよ………………」
「むぅ、エリオ、なのはちゃんの絶対領域、どうやった?」
「あの、何のことかわからないんですけど……」
「なん………やて!?」
しばらく考え込む八神部隊長。
「エリオ、帰ってきたらベッドの下を探すんや。」
「え?何でですか?」
「何でもや。ほな、二人も早く行かんと日が暮れてまうよ?」
「はい!それではいってきます!」
こうして僕たちも町へ出発した。
後日、エリオのベッドの下からは『絶対領域ザ・ベスト』という本が出てきたとか……
side 士郎
現在、町をなのはと歩いているのだが………
なぜ凛と同じような格好なのだろうか?
「なのは、その服は誰が選んだのだ?」
「はやてちゃんが。ビビっとキター!って叫んでたよ。」
どんな感覚だ………
「それより、どうかな?変じゃない?さっきからすごく見られてる気がするん
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