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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
十一話〜機動六課の休日(前編)
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ないけど……」
「ならええやんか。」
「ううう、わ、わかりました………」


よかったね、フェイトちゃん。


「なのはちゃんは士郎さんと出かけないの?」


シャマルさん、本日の爆弾発言。


「ふにゃあ!?」
「なんだよその声………」
「私がどうした?」


どや顔はやて再び。


「あ、士郎。なのはちゃんが士郎と街に行きたいって。」
「え!?言ってな「そうだよ!どうしても士郎と行きたいんだって!」………」


フェイトちゃん………してやったりって目で見ないで………


「だが私は仕事が「今日はないで。」……」
「食堂の「そっちはみんなが街に出てるから平気や。」……はぁ。」
「そういうわけや。付いて行ってあげるな?士郎。」
「………わかった。市街地の地形は概ね把握してはいるが、細かいところはわからん。君に任せるぞ、なのは。」
「え、あ、うん。」


つい返事をしてしまった。


「ほな、行くで。なのはちゃん、フェイトちゃん。」
「「どこに?」」
「お召かえや!」




side ティアナ



今、ヴァイス陸曹に町まで出るためにバイクを借りに来た。



「貸すのはいいけどよ、吹かすなよ?」
「これでも経験長いんで大丈夫です。」
「そっか、………よし、いい調子だ。」


ヴァイス陸曹に借りたバイクに跨る。


「あの……これ聞いちゃいけないことかもしれないんですけど、ヴァイス陸曹って魔導士経験ありますよね?」
「ま、武装隊の出だからな。ド新人共に説教くれてやるくらいには。………けどよ、昔っからヘリが好きでな。そんで今はパイロットだ。……ほれ、相方が待ってんだろ?さっさと行ってやんな。」
「ありがとうございます!」



side エリオ



「キャロ、遅いなあ………」
「エリオく〜ん。お待たせ〜」
「あ、キャロ……」


キャロが来た。来ていたワンピースよく似合っていていつもより可愛く見えてつい照れてしまう。キャロもそんな僕の視線に気が付いたのか顔が少し赤い。


「は、早く行こう!急がないと日が暮れちゃうよ。」
「う、うん!行こう、エリオ君!」



………………………………………………………………………



「あれ?八神部隊長。どうしたんですか?それにティアさんにスバルさんも……」
「私はみんなのお見送りや。」
「あたしたちもこれから出るんだ〜」
「それじゃ、八神部隊長、エリオ、キャロ。行ってきます。」
「気を付けてな〜」

スバルさんたちは行ってしまった。


「それじゃ僕たちも……「エリオ!?」え?」


声のした方にはフェイトさん。だが、い
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