プロローグ1
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てみたんだ
「確かに…楽しくはないかもしれないよ…でもきみも楽しくはないよね?
…えっと…その…つまり…何が言いたいかっていうとね…い、いっしょにあそばにゃい!?」
思いっきり噛んだんだ…多分凄い恥ずかしかったと思う。
あの子も…目を丸くしてから凄く笑ってた…うん…やっぱり恥ずかしいな…あれは…
それで俺もつられて笑ってた。そしたら
「なんできみまでわらってるの?」
あの子がそんな風に聞いてきた
俺は笑って
「ようやく笑ってくれたからかな?」
なんて言った。気のせいだと思いたいけど…あの子の顔が少し赤かったような気もする。
あの子はそして
「なのは」
「え?」
突然なにかを言ってきて思わず聞き返した。
するとあの子は俺を見て
「なのは。高町なのは。それがわたしのなまえ」
そう自己紹介した。俺はそれを聞いて
笑いながら自己紹介をした
「そっか…なのは…なのはか…うん!良い名前だね!僕はしんじ!泊進司だよ!」
「しんじ…しんじ君か…ありがとう…」
それから俺とあの子…なのはは友達になった…あれ以来少しずつだけど
なのはは笑顔を見せてくれるようになった。そんなある日なのはが俺に聞いてきた
「ねぇしんじ君…わたしって良い子かな?」
俺はどういう意味かわからなくて首を傾げた。
それでどういう事かなのはに聞き返した。
「良い子ってどういう事?」
そう聞いたらなのはは少し顔を暗くして
俯きながら話してくれる
「えっとね…わたしのお父さんがね…おしごとでおおけがしちゃったの…
それでにゅーいん?をお父さんがしたの…
それからかな…お母さんがおしごとからてがはなせなくなって…
お兄ちゃんもお姉ちゃんとずっとどーじょーにいるようになったんだ…
だからね…わたしは…なのはは良い子にしてなきゃっておもったんだ
…だ…か…ら…ね…しん…じ君に…良い…子なのかな…って聞きたかった…んだ」
話してる途中からなのはは涙を流していた。泣いていたんだ…
俺は悔しかったんだ。ずっと近くに居たのに…気付いてあげらなかったことが
だから俺はなのはを抱きしめて…
「え?」
なのはは驚いてた
俺は涙を流して笑いながら
「へへ…お父さんとお母さんによくしてもらったおまじない…
うん…なのはは良い子だよ」
そう言う。
するとなのはは安心したように作った笑みを浮かべる
「そっか…ありg「でもね」…?」
俺はなのはの言葉を遮ってなのはの言っていた事を否定する
「僕のお父さんとお母さんはそれは違うって言うとおもうよ…」
「それは…しんじ君のお父さんとお母さんだからでしょ…?」
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