第1章
伝説の幕開け
初めての弾幕ごっこ vs魔理沙
[1/2]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
「……ところでそろそろ寝ないか?」
上は赤、下は黒というなんとも言えない服の拓一が話しかける。
言われてみれば、現時刻は現代で言う九時くらいだ。
「そうね、そろそろ寝ないと、てか風呂入らないとね」 後ろにいる紅白巫女服の霊夢がそう答える。
あたりはすでに暗闇に染まりつつあった。俺は普通この時間になると眠くなるはずなのだが……何故か眠くない。
「んじゃ、ここで今日は解散ってことで」
白黒の格好をした魔理沙が言った。
こうして慌しい幻想入り1日目が終わったーー
2日目
いつも通りの目覚めだ。幻想郷であることを除いては。
キッチンからほのかにいい香りがしてくる。
無意識にその香りに誘われ歩いて行くと……
「あら拓一、おはよう」青の巫女服を着た霊夢が朝食を作っていた。
フライパンを見たところ、今日の朝食は意外と和風にサバの味噌煮だった。
「おう霊夢、おはよう。朝からサバの味噌煮か?」
「ええ、じゃなきゃ作らないでしょうに」当然だと言わんばかりの顔で答える霊夢。
あ、朝からサバの味噌煮……腹が辛いな……これから動くってのに。
そんな思いを内心に隠しつつ、霊夢の手元を見る。
まだ少しかかりそうに感じたので、パッと着替えを済ませ、縁側に腰掛ける。
そうそう、服については……紫が俺の部屋から持ってきてくれることになった。当然といえば当然だが……
今日も雲ひとつない夏晴れだ。
むしろむしむしして暑いので夏ほど早く終わって欲しいと思った季節はない。
「拓一、できたわよ」キッチンから霊夢の声が聞こえる。思ったより早い。
「ういよ、今行く」そう言い残して俺はリビングへと向かった。
いただきます&ごちそうさまでした
「ふぅー、うまかった」「そりゃどうも」
そんな会話をしていると……
「ちーっす、邪魔するぜ」昨日と変わらぬ服の魔理沙がやってきた。
「ま、まさか……洗ってn(ry」「別の服だわ!」言われる前に突っ込まれた。なんか……ねえ
「そ、そうか、ならよかった」流石の俺だって服洗ってない人とは何もしたくない。
っとま、そんなことは置いておき……
「やるんだろ?弾幕ごっこ」そう、今日は魔理沙と弾幕ごっこの約束をしていたのだ。
「よし、やろうぜ、ごっこを!」「っとその前に弾幕の出し方、空の飛び方についてだ」
そういえば、まだ何も聞いていなかったな。と今更思い出す。
…少女説明中…
「……ってことだぜ」とりあえず2つとも出来るようになった。少し安心だ。
「じゃああとはスペルカードだな、2つくらい作ってみろだぜ」
注:ルールなどについては説明中にしてあります
「わかった、やってみる」..
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ