たむらまろはヒーローだった
たむらまろはヒーローだった。
溺れてる子供を救ったとか火災現場から子供を救ったとか山で子供を救ったとか海で子供を救ったとかそんなの目じゃないくらいヒーローだった。
ひとたび、ヒーローの仮面を被れば自らを省みず恐ろしく危険な悪意に立ち向かっていった、何度も何度も。
しかし、仮面の下には、やはり、1人の人間としてのたむらまろがいた。
受験があった、就活があった、就職してそれなりの生活があった、何処か居場所のない気味の悪い感覚を時々感じた。
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