第122話
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
が手に入れたものが”蒼の叡智”と言うならば………さしずめこれは”紅の叡智”と言ったところかな………?」
ヨアヒムは凶悪な笑みを浮かべて説明した。
「も、もしかして……」
「秘書野郎とマフィアどもを化物に変えた……!?」
説明を聞いたティオとランディは真剣な表情で呟き
「ははは――――その通り!」
2人の言葉を聞いたヨハヒムは大声で笑った後、なんと瓶に入っている錠剤を全て呑んだ!
「しまった……!」
「あんなに大量に服用したら……!」
それを見たロイドは唇を噛み、ヨシュアは叫んだ。するとヨアヒムは身体を震わせ
「中毒症状……!?」
「と、とにかく急いで吐かせないと……!」
ヨアヒムの様子を見たティオは驚き、エステルは叫び
「―――いえ、もう遅いですわ。」
エステルの言葉にフェミリンスは静かな表情で言った。すると
「視える……視えるぞ………!大いなる”D”…………失われた力の源が……!ヒャハハハハハッ!!」
ヨアヒムは口元に笑みを浮かべて呟いた後、膨大な瘴気を纏って凶悪な笑みを浮かべて笑った!すると魔眼による呪縛は破られ、さらにヨアヒムの身体は変貌し、巨大化した魔人へと変わり果てた!
「な…………!?」
「……こ、こんな……」
「おいおい………冗談だろ……」
変貌したヨアヒムを見たロイド、エリィ、ランディは呆け
「こ、この霊圧は……!」
「ヨ、ヨシュア、ミント……これって………」
ティオはヨアヒムから感じる霊圧を感じて驚き、エステルは驚きの表情で2人に話しかけ
「ああ…………もしかしたら至宝を取り込んだワイスマンよりも……」
「ミントでもわかるよ………!あの人……ケルヴァンになって変身する前に戦った至宝を取り込んだ教授より強い……!」
話しかけられた2人は真剣な表情で答えた。
アア………ココチヨイ…………今コソ我ハ…………総テノ真実ヘト至ッタ……世界ノ在リ方………ソノ秘メラレタ意図モ…………
「くっ…………気を確かに持て……!そんなものはまやかしだ!”真実”というのはそう単純に掴めるものなんかじゃない……!」
魔人ヨアヒムの言葉を聞いたロイドは唇を噛みしめた後叫んだ。
クク……ソレハ単ニ人ノ身ノ限界………我ニハ総テガ視エルノダ………きーあ様ノ失踪ノカラクリ……ソシテ貴様ノ兄ノ死ノ真相モ……くろすべるノ地ニ課セラレタ避ケラレヌ運命モ………
「くっ……」
「ハッタリを………!」
ヨアヒムの呟きを聞いたロイドとランディはヨアヒムを睨み
モハヤ貴様ラヲ生カシテオク意味モ無クナッタ……
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ