第121話
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「まあ最初は驚いたけど、よく考えたら”神”の子孫ならエクリアさん達みたいに他にもいるじゃない。だから、そんなに驚く事じゃないと思うわよ?ただ単にあたしのすっごい昔のおばあちゃんが空の女神だったってだけの話。」
「いや、そんな考えができるの、君だけだと思うけど……」
「フフ、それがママのいい所だよ♪」
2人の疑問に答えたエステルの言葉を聞いたヨシュアは呆れた表情で指摘し、ミントは笑顔になり
「「フフ……………」」
エクリアとフェミリンスは微笑み
「「……………………」」
ロイドとエリィは絶句し
「ハハ………と、とんでもない器の持ち主だな、エステルちゃん………」
ランディは冷や汗をかいた後苦笑しながらエステルを見つめ
「フフ……レンさんの言う通り、教団は自分達の力で否定していた空の女神が存在していた事を証明してしまったようですね。」
「クスクス。ねえ、どんな気分?必死に否定していた空の女神が存在していた事を自分達の力で証明してしまった事に♪」
ティオは静かな笑みを浮かべてヨアヒムを見つめ、レンは小悪魔な笑みを浮かべて信じられない表情で固まっているヨアヒムに尋ね
「き、貴様――――――――ッ!認めるか………絶対に認めるもんか………!そうだ………”真なる叡智”がまだ不完全だったんだ………そうだ、そうに違いない………!空の女神が存在する訳がない………!これは何かの間違いだっ!!」
尋ねられたヨアヒムは叫んだ後怒りの表情で呟いた後必死の表情で大声で叫んだ!
「ホント、教授と一緒で往生際が悪いわね………あたしは空の女神じゃないから空の女神が何をどう思っているかは知らないけど………きっとあたしや自分の両親であるアドルさんとフィーナさん……そして自分の夫や夫の先祖でもあるエレナさんと共にこう思っていると思うわ………絶対に教団を許さないって!!」
ヨアヒムの様子を見たエステルは静かに呟いた後その身に宿っているサティアの力――――”正義の大女神”の力を解放し、セリカと同じ髪と瞳の色をした後膨大な神力をさらけ出している神剣―――天秤の十字架を鞘から抜いてヨアヒムに剣の切っ先を向けて怒りの表情で睨みながら叫び
「な、な、なっ……………!?」
エステルに睨まれたヨアヒムはエステルの背後に怒りの表情で剣の切っ先を自分に向けている”影の国”でエステルやティオ達と共に戦った空の女神の父親でもある”赤毛の冒険家”アドルや全ての始まりとなった”始まりの勇父”ナユタ、アドルの妻となった”光の白騎士”エレナ、エステルに自らの魂を委ねた”正義の大
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