第121話
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訳。ま、要するにあたしと父さんはフェミリンスの末裔であるエクリアさんやリウイ達と同じ、”神”の子孫なの。」
見つめられたエステルは苦笑しながら答え
「エステル………そんなあっさり答えないでよ………ゼムリア大陸中を揺るがす事実だとちゃんとわかっているのかい?」
「アハハ………」
エステルの言葉を聞いたヨシュアは呆れた表情で溜息を吐き、ミントは苦笑していた。するとその時
「「「ええええええええええええっ!?」」」
ロイドとエリィ、ランディは同時に大声で叫び
「エ、エステルちゃん!今の話は本当なのかっ!?」
「エ、空の女神に子孫がいるなんて、聞いた事がありませんよ!?」
ランディとエリィは驚きの表情でエステルを尋ねたその時
「というかロイドさん達、わたしやエステルさん達が写った”影の国”で撮った写真で空の女神の両親も見ていますよ?」
ティオは苦笑しながらロイド達に指摘し
「なっ!?それは一体どういう事だ、ティオ!!」
「い、一体誰が空の女神の……!」
ティオの指摘を聞いたロイドとエリィは驚きの表情でティオに尋ね
「写真に写っていた赤毛で鎧を着た剣士の方――――”赤髪の冒険家の冒険日誌”の主人公、アドルさんとその右隣に写っていたセルリアンブルーの髪で白い翼を生やした女性―――フィーナさんが空の女神の両親です。そして左隣に写っていた金髪の女性―――エレナさんが後にアドルさんと結婚して子供を産んで、その子孫が空の女神の夫になったんです。そしてその夫の人が空の女神と共に混迷に満ちた当時の世界を救って、”光”と称され、空の女神の子供やその子孫は以後その名前を名乗り続けていると”影の国”でアドルさん達が帰還した後、わかったんです。」
尋ねられたティオは答えた。
「………………………」
「あ、”赤髪の冒険家の冒険日誌”って実話だったの!?し、しかも空の女神の父親だったなんて………!で、でもそんな事より……!」
「エステルちゃんが空の女神の子孫って………ハハッ!どこまで出鱈目なんだよ、エステルちゃん!」
ティオの説明を聞いたロイドは口をパクパクし、エリィは驚きの表情で叫んでエステルを見つめ、ランディは驚いた後感心した様子でエステルを見つめ
「あはは。あの時は驚いたわ〜。まさかご先祖様に会えるなんて、予想もしていなかったわ〜。」
見つめられたエステルは笑いながら答え
「へ!?」
「エ、空の女神の子孫である事に驚かなかったのですか!?」
エステルの答えを聞いたロイドは驚き、エリィは尋ね
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