第120話
[4/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
斬り裂き始め
「グギャアアアア―――――ッ!?」
回転する大鎌を腹に受けたヨアヒムは腹の部分から大量の血を噴出させながら悲鳴を上げたが
「グッ………調子に乗るなっ!!」
片手を上げた!するとレンの周囲の異空間が歪みはじめ
「!!」
自分の周囲の違和感を感じたレンは攻撃の手を止めると同時に大きく後ろに跳躍した。すると魔力による爆発がレンのいた場所に起こり
「ハハハハッ!喰らえっ!!」
ヨアヒムは魔導杖を掲げた後、足元から冥界の叫びを召喚して攻撃するクラフト―――マインドクラッシュをレンに放ち
「……………………」
レンは攻撃の回避に専念していた。
「好きにはさせるか!ハアッ!!」
「いくわよ…………!喰らいなさい!たぁああっ!!」
「うおおおおおっ!!」
「チッ!?」
しかしその時自分を包囲するような位置で放ったロイドのクラフト―――スタンブレイク、エリィが放ったクラフト―――ワイルドスワン、ランディが放ったクラフト―――ファイアラッシュを受けて攻撃を中断した後再びクラフト―――ダークミラージュで姿を消し
「そこだっ!!」
なんとティオの背後に現れてクラフト―――ダークザンバーを放った!
「たあっ!!」
しかしヨアヒムの気配に気付いていたティオはヨアヒムが攻撃を放った瞬間振り向いてクラフト―――ビームザンバーで対抗し、ヨアヒムと鍔迫り合いの状態になった!
「ハハハハッ!君もか、ティオ・プラトー!素晴らしい!どうやら僕の想定以上に成長しているようだね、君の”グノーシス”は!」
鍔迫り合いの状態になっているヨアヒムは醜悪な笑みを浮かべて叫び
「ええ……!この時だけはこの力があって良かったと思いますよ………!」
ヨアヒムの言葉を聞いたティオはヨアヒムを睨みながら呟いた。するとその時
「うふふ、後ろががら空きよ!」
レンがヨアヒムの背後から強襲して大鎌でヨアヒムの背中を斬り裂いた!
「ガアッ!?」
レンの奇襲によって背中を斬られたヨアヒムは背中から血を噴出させると共に鍔迫り合いの状態を中断してしまい、それを見たティオは魔導杖を変形させて砲口をヨアヒムの身体に押し当て
「デミガンナー起動………ボルカニックフレイム!!」
零距離で炎の魔法弾を発射した!
「ガアアアアアアアアアアア―――――ッ!?」
零距離で放たれた炎の魔法弾によって炎に包まれたヨアヒムは悲鳴を上げた!
「2人とも、下がって!」
その時エリィがヨアヒムの近くにいるレンとティオに警告し
「「!!」」
警告を聞いたレンは後ろに跳躍して後退し、ティオは翼を羽ばたかせて後ろの空中へと退避した。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ