その頃 地球の情勢では
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かったのだ。
実際にフルアーマーユニコーンの活躍が一番大きいのだが、
「これで終わりです」
フルアーマーユニコーンから放たれたビームマグナムは簡単にハイヴの最下層部にあった反応炉を位置も簡単に破壊できるほどの威力を持っていた。
これによって1985年の三月一日の12時過ぎにはミンスクハイヴは陥落したのである、あれほどの犠牲者を最初に出した地球側のハイヴ攻略の最初の場所であった。
またこの地点を押さえることが出来たからこそ最初のヴェリスクハイヴを攻略するときには背後の心配をせずにすむ事ができたのだが。
今度は逆に【旧ヴェリスクハイヴ】【旧ミンスクハイヴ】【旧ロヴァニエミハイヴ】の三箇所を欧州側は絶対防衛ラインとして世界中に発表したのが、今日1986年 3月20日というわけである。
確かに欧州側としてもこの防衛ラインとは絶対的なものであると確信していたのだ、
実際に本来の歴史通りであれば、インド側の防衛ラインが崩壊してそこに新たなハイヴが誕生するのだが、今では逆に完全な膠着状態となっている為に多少の設備投資は欧州連合としても可能としていたのだ。
またこの時点を持ってアジア側も中国と台湾が事実上ではあったが。
対BETA共闘条約に調印 統一中華戦線が誕生したのであった、これには流石に台湾や中華としても幾ら火星軍の支援の下なんとか戦線は構築されて、
踏ん張ってはいるが経済的にも色々と中華はつらいことが多すぎたために、一時的と将来的にも見越して台湾そのものを乗っ取りを画策する為に組まれた同盟でもあった。
またこの同盟を危険と判断した日本は多少ではあったが火星軍から取引で手に入れた初期ジムの一部の技術を応用して作った日本側の次期主力戦術機選定に関して、
日米合同演習を実施
日本帝国の次期主力戦術機選定に向けた日米合同の異機種間戦闘訓練(DACT)が、
矢臼別演習場で行われる。本演習に於いて帝国斯衛軍の巌谷大尉はF-4j改でF-15を破るとい快挙を成し遂げたが実際にはこの機体のОSはジムのОSを使っている為に機体が設計が一緒であったとしてもだ。
そもそも巌谷大尉はすでに契約者として火星軍に出張していたのだ、それをわざわざ引き戻した上に同時に整備師達もやはり契約者で固めていたのだから、やらせの為の模擬戦でしかなかったのであったが。
それは日本国民には知らされてはいない真実である。
「やはりな、この機動性にこの即座に反応するものはジムのОSを使ったというわけは、わが国はだが、それはジムのОSを入れても止まらないほどの高性能のコンピューターを作り出したというわけか」
巌谷大尉はそのように感じとってしまうあたり、それ
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