第81話
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「そこだっ!ハアッ!!」
「ガアアアアアアア――――ッ!?」
水にぬれた状態なら電撃をよく通す事を理解していたロイドが電撃を流し込んだトンファーでアーネストを攻撃してアーネストを感電させて怯ませた。
「良い連携だ!ダイナマイトスパイク!!」
「ガアッ!?」
レオニダスはティオとロイドの連携に感心しつつ、感電で怯んだ事によってできたアーネストの隙を逃さないかのようにアーネストにマシンガントレットを突き刺して爆発を起こして追撃を叩き込むと共にアーネストをふっ飛ばして壁に叩き付けた。
「「アークス駆動―――エクスクルセイド!!」」
「オオオオオオオオ――――ッ!?」
アーネストが壁に叩き付けられるとレンとルフィナが発動したアーツによってアーネストの足元から空属性の衝撃波が発生してアーネストを襲い、”魔人”と化した事で”光”を意味する空属性が弱点であるアーネストは二人が放った空属性の上位アーツによって大ダメージを受けると共に怯んだ。
「赤き夜の死神よ、戦場を駆け、兵どもを貫け………! はあああっ! デススコルピオン!!」
そこに膨大な闘気と殺気を纏ったランディが荒々しい突進攻撃をアーネストに叩き込んだ!
「ギャアアアアアアア―――――ッ!?バ、馬鹿ナ………ッ!?」
ランディが放った猟兵時代のランディの切り札であるSクラフト―――”ベルゼルガー”をスタンハルバード用にしたSクラフト―――デススコルピオンによる大ダメージを受けた事によって今まで蓄積していたダメージが限界に来たアーネストは魔人と化した自分がロイド達に敗北した事に信じられない思いを抱きながら戦闘不能になり、戦闘不能になったアーネストは元の人間の姿に戻って地面に倒れて気絶した!
「はあはあ………」
「と、とんでもない強さだったわね………同じ秘書でも誰かさんとはえらい違いだわ………」
「うふふ、その”誰かさん”は強さに関してはこっちの秘書さんを見習うべきよね♪」
アーネストの戦闘不能を確認したロイドは戦闘による疲労と安堵で息を切らせ、疲れた表情で溜息を吐いたエステルの意見にレンは小悪魔な笑みを浮かべて同意した。
「まあ、こちらの彼は元々武闘派みたいだし………しかし”グノーシス”……どこまで常識外れなんだ……?」
「…………………………」
ヨシュアが考え込んでいる中エリィは複雑そうな表情で黙り込んだ後アーネストに近づいてアーネストの脈を計った。
「……生きているか?」
「ええ………何とか。かなり消耗したみたいだからしばらく動けないでしょうね。」
「そうか……」
「まあ、ここに放っておくしかありませんね。」
「ああ………
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ