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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第十一話 ファーストアラート 1
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うか」
シャマル先生はそう言ってオレの頬に優しく手を重ねた。そして、治癒魔法を発動させる。
ドキンと心拍数が跳ね上がる。
シャマル先生の柔らかい手が、自分の右頬に触れている。それだけで…
お、落ち着け、落ち着けオレ。先生は治療しているだけだぞ!
オレは必死に自分に言い聞かせる。
だってさ、野郎ばっかの099部隊にいた時はこんな傷、怪我の内に入らなかったんだぜ?
しかも医務官なんて酔っ払いのクソオヤジだったし。
それが急にこんな美人の医務官に治療されるっていったら、そりゃ色々あるでしょ、男的に。
「はい、お終い。もう痛くないでしょう?」
ニッコリと笑うシャマル先生。天然ですか、その笑顔の破壊力は砲撃並ですよ!
「は、はひ!ありがとうございます!」
バッと立ち上がって深々と頭を下げるオレ。ヤバッ、ちょっと噛んだ。
「大げさよ、アスカ君。また何かあったら、すぐに来るのよ?」
先生はクスクスと笑っている。
「はい、失礼します」
真っ赤な顔をして、オレは医務室から出て行った。
少し廊下を歩いて、ようやくオレは落ち着きを取り戻した。
「あー、金髪美人の女医さんって、都市伝説じゃなかったんだぁ…」
実際、シャマル先生に会うまで、美人の医務官なんて、ドラマか○○ビデオだけのフィクションの世界だけだと思ってたよね。
それがアンタ、生けるUMAとしてここにいるじゃあーりませんか!
人生観変わるわ〜
……誰に言ってんだ、オレは?少しシャッキっとしよう。
オレはそう思いつつも、さっきシャマル先生が触れていた右頬を撫でてみる。
「いや〜、怪我するのもいいなあ」
思い出したらグニャグニャになっちゃうじゃない!
悪くないよね、オレ?もう、怪我するのが楽しみー!!
outside
後にアスカは、ガチンコで医務室の常連になる事になる。
主にシグナム的な意味で……
outside
シャワーを浴びて一息ついてから、アスカはラボへと向かった。
時間的に見て、新デバイスは既にスバル達に渡されている頃だ。
「遅れました」
アスカが中に入ると、フォワードメンバーとなのは、シャーリー、リインがいた。
彼が入ってきた事に気づいたスバルが満面の笑みで駆け寄ってくる。
「ほら、見てよアスカ!私のデバイス、インテリデバイスだよ!すごいよ!」
興奮気味にスバルがしゃべる。
「わかった、わかった!落ち着けって!」
ポンポンとスバルの頭を撫でつけるアスカ。
どうやら、スバルとティアナはAI搭載のインテリジェンスデバイスを支給されたようだ。
スバル
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