暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第十一話 ファーストアラート 1
[7/12]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
ッ!」
大急ぎでスバルがローラーブーツを脱ぐ。
「あっちゃー、しまったぁ。無茶させちゃった」
困り顔でスバルがローラーブーツを抱える。
「オーバーヒートかな?後でメンテナンススタッフに見てもらおう」
そう言えば、とティアナに目を向ける なのは。
「ティアナのアンカーガンも、結構厳しい?」
「はい、騙し騙しです」
模擬戦中にジャムを起こしたアンカーガンを見るティアナ。
「アスカ君のデバイスも、クリスタルが割れちゃったしね」
「元々お古のデバイスですから。メンテはこまめにやっていつもりだったんですけどね」
アスカはクリスタルの無くなったデバイスを見た。
十年型落ちのデバイスが、今や立派なガラクタになってしまった。
「うーん。みんな訓練にも慣れてきたし、そろそろ実戦用の新デバイスに切り替えかな?」
新デバイス。その言葉に全員がピクンと反応する。
「新デバイス?」
ティアナがふと口にする。
(そう言えば、シャーリーが簡易デバイスを組むって言ってたっけ)
最後の模擬戦前にラボに戻ったシャーリーの事を思い出すアスカ。
(すっかり忘れてたなあ……)
そんな事をシャーリーが知ったら、きっとズッコケただろう。
アスカside
オレは一人、医務室へと向かっていた。
他のメンバーは一足先に寮に戻り、シャワーを浴びてからラボに向かうはずだ。
「失礼します。シャマル先生、居ますか?」
「あら、アスカ君。怪我したのね?」
顔を見るなり、シャマル先生はオレをイスに座らせた。
「ガラスで切ったのかな?」
シャマル先生が傷に触れないように、注意深く観察する……つーか、顔が近いんですけど
「え、ええ、まあ……デバイスのクリスタルが割れまして」
シャマル先生の顔が近づき、ドキリとしてしまう。
シャマル先生ってカワイイ系なんだけど、仕事の時の真剣な顔はすげぇ美人さんなんだよなあ、これが一粒で二度おいしいって事か?
なんて考えてたら、よく傷を見る為か先生が更に顔を近づけてきた。
あぁ……シャマル先生、いい匂いが………ってイカンイカン!
思わずウットリとしてしまいそうになる自分に渇を入れるオレ。
でもね、あのですね、16歳の青少年には少々刺激が強いですよ?
色々と、のっぴきならない事になっちゃうじゃないですか。
「他に痛いところとかある?」
「いえ、特には」
そう答えるのが精一杯のオレ。
情けなくて結構!先生をどうにかする程度胸なんかないもんね!
まあ、正直な話、オレよりシャマル先生の方が全然強いんですけどね。
「そう。じゃあ、治しちゃお
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ