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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第十一話 ファーストアラート 1
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なんかカワイイなあ。
「うん、よく似合うよ。今のでイヤーカフの付け方は分かったね?」
「は、はい!」
照れ笑いをして、アスカ君はエリオとキャロの方を向いた。
「えへへ、どうだ!」
ニパッと無邪気な笑顔を見せる。
こういう表情を見ると、とても対AMFを思いついた子と同じとは思えないなあ。
「かっこいいですよ、アスカさん」「うん、似合ってます」
エリオとキャロに褒められて、更に照れるアスカ君。
これぐらいの年齢で、ここまで素直に感情を出せるって、結構希だよね。
「午後からは、それぞれのデバイスを起動して調整しながらの訓練だね…」
私がそう言い掛けた時だった。
突如メンテナンスルームに警報が鳴り響いた。
outside
緊急警報と同時に、ラボのメインモニターが赤く点滅し、アラートの文字が表示される。
「このアラートって!」
「一級警戒態勢?」
スバル、エリオが言葉に出す。
浮かれていたアスカの顔が一気に引き締まる。
(このタイミングかよ!)
アスカが眉を顰めた。
「グリフィス君!」
なのはの声に反応するように、メインモニターに副部隊長のグリフィス・ローランが現れる。
「はい。教会本部から出動要請です!」
「なのは隊長、フェイト隊長、グリフィス君。こちらはやて」
「状況は?」
メインモニターの両隣のモニターに、はやてとフェイトが映った。
緊迫した空気が漂う。
はやてが口早に事態を説明する。
「教会の調査団が追っていたレリックらしき物が見つかった。場所は、エイリの山岳丘陵地帯。目標は山岳リニアレールで移動中」
「移動中って……」
フェイトが声を上げる。
「まさか!」
なのは嫌な予感がしたのか、息を飲む。
「そのまさかや。内部に侵入したガジェットのせいで、車両の制御が奪われてる。リニアレール車内のガジェットは、最低でも30体。大型や飛行型の未確認のタイプがでてくるかも知れへん」
(リニアレールの貨物……って事は無人車両か?厄介なのか、都合がいいのか?)
自然と戦略を思い描くアスカ。恐らく、ティアナも考えているだろう。
フォワードメンバーで出動した場合のシミュレーションを。
「いきなりハードな初出動や。なのはちゃん、フェイトちゃん、いけるか?」
「私はいつでも」
間髪入れず、フェイトが答える。
「私も!」
なのはもすぐに答えた。
二人の返事に、はやての視線がフォワードメンバーに移る。
「アスカ君、スバル、ティアナ、エリオ、キャロ。みんなもOKか?」
「「「「「はい!」」」」」
「よし、
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