第26話 崩れる予感
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ピンポーン
「んぁ?」
まったく朝からなんなんだ?
俺はインターホンを無視して朝食に手を付ける
うん、やっぱりパンはこんがり焦げ目のついた時が1番上手いよな
サクッ
ん〜!この味たまんね〜!!
ピンポーンピンポーンピンポーン
「ったくうるせぇな〜、母さ〜ん、誰か来たよ〜」
俺は二階にいる母さんを呼ぶ。せっかくの朝食が台無しだよ....
「大地出て〜、母さん今てが離せないの〜」
「あぁ?ったくしゃーねーなー」
コーヒーを啜り、渋々立ち上がる
つーか本当にうるせぇな、ピンポンピンポン鳴らしすぎだって
迷惑極まりないぞ
ガチャリ
「はい?どちら様で---「大く〜〜〜んっ!!!!」
ぼふっ
「うわぁっ何!?」
開けた直後俺に体重がのしかかり後ろに倒れ込む
朝から目の前に広がるのはサイドで髪を結って前髪を黒のヘアピンで止めている少女。
高坂穂乃果が満面の笑みを浮かべて俺の胸に顔をすりすりする。
「な、なんだよ穂乃果....朝から」
声はいつもどおりだが、穂乃果の胸があたり、心臓の鼓動がドクンドクンと速まる
「大くん....やったよ!!遂に来たよ!!!」
「来たって.....何が?」
穂乃果はずいっと顔を寄せて太陽の笑顔で告げる
「ラブライブだよ!ラブライブ!!ランクが上がったんだよ!」
「.....え?それって.....」
確か合宿中に確認した時は29位で『後少しだ頑張ろ〜』ってみんなで励ましあっていた
それからランクが上がったとなると.....
「ほら、見て見て」
穂乃果はスマホを取り出してウェブを開いて見せてくる
そこには確かにμ'sのランキングが19位と示していることが確認できた
「おっはよ〜海未ちゃん!ことりちゃん!」
「おはようございます」 「おはよう穂乃果ちゃん♪」
神社前で4人は集合し、そこから一緒に学校へ登校することがまぁ...日課みたい
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