第24話 いざ!合宿へ!3日目
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....あ.....ちょっと.....やめてよ!.....」
「すっげぇ...たまんねぇ〜」
「大地くん.....」
希は俺に助けを求めている!助けないと
「希!!」
「おいおいおいおい!笹倉の相手はこっちだろうが!!」
バキッ!!!
「ぐはっ!!!」
鳩尾を喰らい、肺の酸素が全て押し出される
「おえっ....げほっげほっげほっげほっ.......」
「おら立てよっ!!」
グシャッ!
「ぐふっ!!あ.......く」
「大地くん!!」
希の声が聞こえる
俺の眼下にはオレンジ色に染まる空が映っていた
「さてさて〜それでも服の中はどうなっているのでしょうね〜」
「やっ!やめて!やめて!!」
希が逃げ出そうとするも手を縛られ、身動きが取れない
「のぞ.......み....」
届くはずのない俺の手を希に向けてのばす
「大地.....くん。私は.....私は大丈夫だよ?だから......逃げて」
逃げる?俺が?
なんで?大事な友達が危険な目にあっているのに?
俺には......何もできないの?
そうか.....守るとか助けるとか言っておきながら
俺は無力だったんだ.......
自然と力が抜けてきた。
腹を踏まれているのに顔から血を流しているのに痛みを感じなくなってきた。目も....霞んできた........
「それじゃ〜は〜いけ〜ん!」
プチプチプチプチ
「きゃぁぁぁぁぁっ!」
希の下着が露になった
『だいくんは.......にげるの?』
だって....俺には誰かを助ける力なんてない
『どうしてそう思うの?』
この状況が.....無力さを表しているからだ
『じゃあなんで
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