第23話 いざ!合宿へ!2日目
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「.....それは初耳です」
「誰にも言ってないもの。それでママの代わりにご飯作ることが多くて...」
にこさんはそんなに忙しい家庭だったんだ......
「にこさんの事、見直しました」
「あんた、私の事どう思ってたわけ?」
「ん〜キャラを作る痛い先輩?」
はぁ〜とため息をついて、また手を動かす
「でも.....今の話聞いて、妹達のために頑張ってるって聞いて......優しいお姉さんなんだなって、思いました。」
「..........」
「もし手伝えることがあったらなんでも言ってください。力になりますよ」
「.......《にこ》って」
「え?」
「《にこ》って呼びなさい。さん付け禁止よ」
びしっと人差し指を向けて宣言する
「.......わかりましたよ、《にこ》」
「それではお昼ご飯も食べ終わったことだし--「お昼寝ターイム!」PV撮影に向けて会議をします」
「うぇ〜っ」
「穂乃果、あからさまに嫌な顔しないでください」
昼食を食べ終わったので次のやる事は海未が言ったようにPV撮影に向けて話し合うこと。
曲やダンスについては準備も終え、午前中もしっかり練習した。
決まってないことといえば、衣装や場所。
合宿前に出た意見は『水着』と『私服』。私服とはつまり夏にぴったりの露出の多い半袖のことで、水着は説明しなくてもいいだろう
どっちにせよ、今回はことりが作る必要がないためこうして放置してしまった次第である
「前に決めた《水着》で行うか《私服》で行うかについてですが、やっぱり私としては《水着》はなしです」
「え〜っ!なんでよ!水着可愛いじゃん!」
「そうよ!水着の方がファンも喜ぶに決まってる」
ブーブーと穂乃果とにこは文句を言う
「ですが....あんなに肌を人前に晒すなんて....恥ずかしいです」
「俺としては人前で堂々と歌ったり踊ったりする方が恥ずかしいと思うけどな」
そうだな....久しぶりに《アレ》やってみるか
「ラブアロ〜--「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」
海未は叫びながらどこかへ走り去っていった
どんだけ恥ずかしいんだよ....
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