第80話
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驚き、ヨシュアは真剣な表情で呟いた。
「クク、遊撃士諸君に加えて”西風の旅団”もご一緒とは。”銀”といい、君達もなかなか顔が広いじゃないか。」
「―――戯言はそのくらいにしてもらいましょう。マフィアや警備隊と違ってあなたは意志を封じられて操られているわけではない………自分の意志で協力しているならさらに罪が重くなりますよ?」
不敵な笑みを浮かべて自分達を見つめるアーネストにロイドは厳しい表情で警告した。
「クク、その”罪”というのは人間が勝手に決めたものだろう?今日から、このクロスベルは新たなる”聖地”となる………どうしてそんな下らないルールを気にかける必要があるんだい………?」
「アーネストさん………」
「話が通じませんね……」
「………駄目だな、これは。」
「ヨアヒムと”同類”ね。」
「”類は友を呼ぶ”とはまさにこの事でしょうね。」
アーネストの意味不明な答えを聞いたエリィは厳しい表情でアーネストを睨み、ティオとランディ、レンとルフィナはそれぞれ呆れた表情でアーネストを見つめた。
「………貴方がどんな経緯でヨアヒムに取り込まれたのか………いずれ、事件の後にでもきちんと聞かせてもらいます。だが今は――――そこを退いてもらう………!」
そしてロイドはアーネストを排除する為に武器を構え、ロイドに続くようにエリィ達も武器を構えた!
「ハハ、いいだろう!偉大なる同志から授かった”真なる叡智”に至る力……!その目で確かめるがいい………!」
ロイド達の様子を見たアーネストは凶悪な笑みを浮かべて笑った後、全身にすざましい瘴気を溜め始め
「こ、これって………!」
「まさか………!」
「魔人化か――――!」
アーネストの様子を見たエステルが驚き、ヨシュアとレオニダスが真剣な表情で叫んだその時!
「オオオオオオオオオッ!!」
なんとアーネストは異形の怪物―――”魔人”となった!
「魔人化………!」
「しかもこいつは、あのマフィアどもより………!」
「ああ……明らかに”格上”やな……!」
アーネストの魔人化がマフィア達の時と比べると圧倒的に強い事をランディとゼノが悟ったその時翼竜が2体飛行してアーネストの傍に現れた!
「……ククク………イイ心地ダ………魔ノチカラヲ取リ込ミ人ヲ超エタ存在ニ進化スル………コレゾ真ナル叡智ヘノ道!」
「アーネストさん………!どうしてそこまで………!どこまで墜ちれば気が済むんですか………!」
「………なんか哀れね………」
アーネストの変わりようにエリィは悲痛そうな表情をした後アーネス
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