第三章:月光校庭のエクスカリバーとトリニティ
Ω[:邂逅と反撃の狼煙
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部長!! 朱乃さん!! 譲渡します!!」
『Transfer!』
俺はブーステットギアに貯まった力を二人に譲渡した。
「ありがとイッセー!! 朱乃!!」
「はい! 天雷よ鳴り響け!!」
部長と朱乃さんが魔法で攻撃しようとするが、ケルベロスは逃げようとする。
「逃がさない!!魔剣創造《ソードバース》!」
木場が魔剣でケルベロスの逃げ場を無くし、ケルベロスは二人の魔法で消え去った。
「喰らいなさい!! コカビエル!!」
再び部長はコカビエルに滅びの魔力を放ったが…
「そんなものか」
またもや片手で軽々はじかれた。
冗談だろ!? 俺のブーステットギアで力は増してる筈だぞ!?
「完成だ… エクスカリバーが一つになるぞワハハハァ!!」
「ほう… それがか… それに下の魔方陣も完成したようだな… まもなく、この町は崩壊する」
崩壊!? 俺達の町が崩壊する!?どうゆうことだ!
「それにしてもお前達にはがっかりだ。あの変な悪魔もう少し骨があったぞ?
赤龍帝が銀龍姫に力の譲渡をすれば、分からんがな」
変な悪魔?まさか!?
「骨があったってどういうだ!? コビカエル!!!」
「クックック…… それはそこの魔剣使いがよく知っているではないか」
「木場… どういう事だよ?そういえば翔一は、どうしたんだ!」
「…… 翔一君は、……」
「言いにくいのなら俺が言ってやろう。やつは私と一人で戦い
死んだよ。愚かにこいつらを逃がすためになぁ!」
「「「「「!!!!」」」」」
そ、そんな…… 翔一が、死んだ?
「で、出鱈目を言うな!!」
「紛れもない事実だ」
「…… そんな、翔一さんが…何で…」
「翔一君……!」
「…… 許さない!!」
「……翔一先輩…」
「ごめん…みんな…」
部長、朱乃さんが魔力を迸らせながら殺気を放ち、小猫ちゃんは悔し涙を浮かべていた
しかし翼さんだけが様子が可笑しかった。
「翼…… !? 翼どうした!!?」
その異変に気づいたのはゼノヴィアだった。
翼さんは体中から暗い銀色のドラゴンのオーラが溢れていた。
「許さん!!…! 貴様は殺すッ!!」
『!? 翼お止めなさい!!』
『不味いぞ相棒… あの娘、覇龍を使う気だ!』
ドライグが俺に警戒を促すと同時に、翼さんは呪文を唱え始めた。
『We, awakening Shi force――――』
『落ち着きなさい翼!!復讐や私の力に飲み込まれないで !!!!!』
そのとき
「グホアッ??!!」
コビカエルは何者かにけられたかのように地面に激突
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